地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

>>47360 薫風さん

> 全体を通して読んでいると、貴方様が嫌いな感覚的なものですけれど、

感覚的に導いた思いつきを、「感覚的なものですが」と断りを入れて示すのであれば、何の問題もありません。
また、私は感覚的なものに対して、好き嫌いを申し上げていませんので、混同のないようにお願いいたします。

前提も補足もなしに「この程度の揺れでも（束縛（行動範囲）による不安を抱いた）ゲージ中の猫は啼いて教えます。」とだけ発信された情報を受信した側は、その情報の出所が

・すでに誰かによって解明済みの定説なのか
・検討中の仮説なのか
・薫風さんの思い込みにすぎないのか

を判断したいのに、薫風さんは最初にその手がかりを示す労を惜しんだ、という事実があります。

> 貴方様に経験が無いので認める訳にはいきません。と言われているような印象です。
> 貴方様に経験があろうが無かろうが・・・です。

今回の指摘の中に、私の経験、といった属人的かつ主観的なモノサシは一切登場しません。

いまさら確認しておきたいのですが、地震予知とは自然科学の一分野である、という認識はお持ちでしょうか？

自然科学では、研究者の一人一人が別々の専門分野を持ちます。他の研究者の成果を吟味しあう場で、共通の経験を共有する者同士が集うことは、まずありません。あるいは話に加わるために、専門分野の異なる自分もその発見者と同じ実験をして同じ経験をしておく必要もありません。なぜなら、いちいちそんな無駄な労力と費用をかけていては、科学の発展が妨げられるからです。

その代わり、研究者は、その発見の確かさを第三者にきちんと示す必要があります。第三者はその内容を見て「これだけ客観的事実を揃えたのなら、その発見は正当と言える（＝思い込みや主観を充分に排除してあると見なせる）だろう」と認めるわけです。

> この様な事も有りました程度のことではないでしょうか。

その程度のことなら「この程度の揺れでもゲージ中の猫は啼いて教えます。」という断定調を使うのは間違っています。「当家のケージの中の猫の場合、○○の地震の前に啼いたこともありました」と書くべきだったのではないでしょうか。それなら私は何の問題もないと考えます。

> 読んだ関係者は当てはまるかどうか判断するだけでしょうし、偶然当てはまったとしても次もそうかどうか気を付けて見るだけではないでしょうか。

上にも書いた通り、薫風さんは読み手に対して判断材料を全く示していません。断定調で啓蒙的情報を発信しておきながら自分ではその確かさの吟味を怠ったばかりか、その面倒を読み手だけに押し付けるのは一方的かつ無責任です。

> 世間の人をみくびっていませんか。

この掲示板の利用者には「発信された情報を充分吟味せず鵜呑みにする」タイプの方の占める割合が、世間一般の方々に比べると高いような印象を日々抱いています（一例を示すと、>>46919のスレッドでは、一切の実態調査なしに、一人一人の何気ない書き込みの連鎖のみを材料に「カメムシの大発生」を「地震前兆」と認知する人が生み出された様子がうかがえます）。

また、世間一般の方でも、人にはもともと「思い込み」や「錯覚」に捕われやすい、という心理特性が備わっていることや、そのバイアスを除去するためには、ちょっとした注意や努力が必要であることをご存じない方も多くいらっしゃいます。

> それとも、私の発信にそんな力が有ると思い違いをしているのではありませんか。

一人一人の力は対したことはありませんが、掲示板というメディアの性格上「同じような書き込みが繰り返されること」による刷り込みや、薫風さんのような常連さんの発言であれば、それなりの影響力はあるはずです。

薫風さんに限りませんが、啓蒙的発言をされる一人一人の方々に私が申し上げたいことは、自分の発言内容の確かさを振り返ってみる工夫を惜しまないでいただきたい、ということです（前兆現象の目撃報告だけであれば、それは不要ですが）。

> あなたの質問に答えるには、今までのメモを含めて全て公開しても無駄のようです。

くりかえしますが、「不確かなこと」ならば「不確かなこと」と断りを入れておきさえすれば、何の問題もありません。「不確かなこと」を不十分な材料で「確かなこと」に格上げされたり、出所不詳の情報を発信されても、受け取り側が困るだけ、ということです。