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スレッド NO.5396
Re: 落雷
- NO.5396
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yYjBhZTgwNT-PC - 2013年02月24日16:40
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>>5358 ポールさん
> この落雷現象をブライトさんはどうみますか?
おそらく、見ても私には判らないと思いますが、振られましたので一応。
「この落雷現象」とはどこの何を見て来ればよいでしょうか?
>>5359 ミカエルさん
> 可能性として雷でガス爆発が発生するかききたいです
可能性はありません。
ミカエルさんのいろいろな思いつきを、思いつかれたまま、深堀をする前に、さながら「情報発信」であるかのように投稿してしまう癖があるようですが、その工程が実現するためにはどんな条件が必要になるか、まで掘り下げて考えてみる習慣をつけてみられてはいかがでしょうか?
「地下の浅いガス爆発」が発生するために必要な条件として
(1)ある空間の中に燃焼ガスと酸素が適切な比率で混ざり合っていること
(2)着火するための種火として、なんらかの高温部分が生じること
が必要です。
まず(1)から。天然ガス田や油田地帯の地下なら、燃焼ガスが溜まった空間があると考えられますが、そこには酸素がほとんど存在しませんので、燃焼ガスと言えども燃えたり爆発することができません。事前に何らかの方法で酸素を供給しておく必要があります。
つぎに(2)種火や火花、あるいは燃焼ガスと酸素の混合気体を急激に圧縮して高温にするなど、なんらかの方法で点火する必要があります。たとえばガソリンエンジンの燃焼室内には、電圧をかけて火花を飛ばす「プラグ」という部品があります。雷の放電がこの部品のようにに作用するのではないか、と思いつかれた訳ですね。点火プラグは、2つの電極の隙間に瞬間的に生じた電位差によって火花が発生しますが、ポイントとして、2つの電極の間に電位差が存在することが必須のため、至近距離で絶縁されている、といった「人工的な細工」が必要です。例えば、金属製の燃焼室の「カベ」の中を少々の電流が流れただけでは、わずかに暖まるかも知れませんが、点火できるような高温には程遠いです。
家庭用の100Vのコンセントには2つの電極がありますが、その一方は黒線(非接地側。電圧側、トランス側とも)と言い、もう一方を白線(接地側)と言うのをご存知でしょうか。濡れた大地の上に素足で立った状態で、手で黒線側に触れると体内を電流が流れて感電しますが、白線側に触れても感電しません。なぜなら白線側と手の間に電位差がないからです。
樹木や木造建築物など、電気抵抗の大きな物質に落雷した場合、地面に達するまでの部分は電流によるジュール熱によって木が焼け焦げますが、地面に達した後は、電位差のない「アース」の中に拡散しますので、ジュール熱はほとんど発生しません。
逆に、雷がガス爆発を起こす可能性を想定できるのは、地面の上に設置した、燃焼ガスと酸素の混合気体を詰めたガスタンクに直接落雷するケースです。このタンクをある程度の地中に埋めてしまえば、その真上に落雷しても爆発することはできません。
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NO.5233 落雷 ポール
02/22 22:15スレッド表示
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