地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

>>43226 匿名１号さん

> なぜ、上記のようなことが言えるのか？そのソースは？よくなんでも断言できますよね。

昨日から、まるでナントカのひとつ覚えのように、ソース、ソース、と絡んでこられますが、あらゆる発言にソースが必要という考えは間違っています。

近代法における「推定無罪の原則」とはどういう意味かご存知でしょうか？
被告人が有罪か無罪かを争う際、唯一必要なのは、原告側による有罪の証拠の提示のみであって、検証されるのは、その証拠が立証能力を持つものかどうか、ただそれだけです。あなたの考え方は「被告側には無罪の証拠の提出が必要」と主張するのと同じで、論理的な誤りです。

（被告側に「アリバイ」の提示が必要となるのは、原告側が提示した有罪の証拠に立証能力がないことを示す、という目的だけです）

もう一つ別の例を紹介します。

「日本のオオカミは本当に絶滅したのか？」

その真相は

「日本に野生のオオカミはいる」
「日本に野生のオオカミはいない」

のいずれかですが、今世紀初頭の捕獲/狩猟の事例を最後に、生存確認が皆無なのはおそらくご承知の通りです。

それでも、まれに目撃情報（っぽいもの？）が世間を賑わせることがあり、まだ生き残っているのではないか、という夢のある話が時々出てきますね。

この論争の決着に必要なものはただ一つ「生存が確認できる材料がたった一例でも示されること」それだけです。もし「絶滅した証拠」が必要になるとしたら、日本中の森林や野山を人海戦術のローラー作戦でくまなく捜索することが必要となるでしょう。

この論争の本質は

「日本に野生のオオカミはいる」か
「日本に野生のオオカミはいない」か、ではなく、

「日本に野生のオオカミの生存」を示す材料は見つかったか
「日本に野生のオオカミの生存」を示す材料はまだ見つからないのか

であり、その違いを混同すると、底なしの泥沼または、虚しい平行線をたどるだけです。

これと全く同じことが、今日のご質問に対しても言えます。

「実際に地震前兆であると確認された実績のあるものは、今のところひとつもない」という私の見解に異議を唱えるために必要な手続きは「ひとつもないという証拠を出せ」と迫ることではなく、反論するあなた自身が「実際に地震前兆であると確認された実績」を、たった一例だけで充分なので探し出して私に示してみせることです。

もし、それを見つけてこれないのなら「今のところひとつもない」とみなされても仕方ない、ということです。

これは、私独自の見解ではなく、一般に広く通用する論理的思考の原則です。これに対するご自分の無理解を

> 不思議でなりません。

と恥ずかしげもなく堂々と言えるタイプの方が論理的思考の現場に口を挟むと、本題に入る前の基本原則の認識合わせ、というムダな時間と労力だけが費やされるばかりです。