地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

>>39986 匿名さん

> ブライトさん、わざわざご意見ありがとうございます。あなたのご意見はごもっともかもしれませんが、
> しかし何故、データによる確率論だけで
> > 火球とは、大規模な流星、つまり宇宙空間を漂う塵がたまたま地球と衝突する現象のことですから、これと地震発生との間に意味を持たせるのは相当の困難がありそうです。
> と単純に結論付けようとしてしまうのでしょうか？

私は「データによる確率論」から導かれた「結論」はどこにも書いていませんので、もう一度頭を冷やして読み直してください。

現在知られている火球（流星）の発生の仕組みの中には地震前兆は介在していないため、新たな仮説を想定するのは容易ではない、という事実をご紹介したまでです。これに対する反論を頂くのであれば、地震前兆のどういう仕組みが火球（流星）の発生の仕組みに関わってくるか、についてお願いします。

> まさに
> > 一般的な生活サイクルでは、火球の出現を見逃すことがほとんどなので、目撃情報を目にする機会そのものが少なくなりますが、
>
> という中で、いかにも関係ないとの答えに至ってしまうのもまた早計ではないでしょうか？

火球と地震発生状況との間に関係を思い立たれたのであれば、個人の記憶や印象といった変動要因の大きな材料を使うよりも、ご紹介したようなサイトに公開されている記録を使った方が便利で確実、という一般論をご紹介しましたが、私は「関係ないとの答え」はどこにも書いていません。

> 地震と関係のない事象もあれば地震前兆の影響を受けて起こりうる事象かもしれないと仮説を立ててから検証していくことに意味があると思っていますので、問題提起の意味もあって今回投稿させて頂きました。

おっしゃるとおりです。
問題は「仮説の立て方」や「検証の方法」が適切な物かどうか、になります。

> > 傾向の有無を検討する際は、記憶や感覚に頼るよりも、こういった客観的な記録と、地震記録とを突き合わせてみた方がより実態に近い成果が得られます。
>
> 自分にはそういった検証する能力がなくて申し訳ないのですが、地震が起きてからの情報提供では遅いと思っての投稿です。

これは能力の問題ではなく、そこに手間暇をかける覚悟があるか手抜きするか、の意識の問題です。

火球の出現状況に連動して、地震に対する防災対策レベルを上げたり下げたりすることを提案しておられるようですので、ならば発動のキーとなる火球の出現情報源は、火球掲示板など、火球の専門情報が集まるサイトから得た方が効果的、というのは一般的な考え方だと思います。

> まだ証明もされていないのに頭ごなしに相当に関係はなさそうだと否定するのはどうなのでしょうか？

例えば、ご自分のお子さんが庭で縄跳びをしているとします。
その時、お隣さんから「地殻にそんな刺激を与えたら地震を誘発するからやめてくれ」と言われたらどう対応しますか？
何も材料がないのに、ふとした思いつきだけでそのような言いがかりをつけられても困ってしまいますから、話が始まるのはお隣さんに「関係あり」と言える材料を揃えて示してもらってから、それだけですよね？

現時点で匿名さんが揃えた材料から言えることは

「茶柱が立ったら●●の前兆」
「靴ひもがほどけたら●●の前兆」
「しゃっくりが出たら●●の前兆」

といったジンクスと同じレベルまでです。私がこのスレッドの中で火球に関して申し上げたことは、

・地震前兆の関わりなしでも火球が発生する原理は解明されていること
・過去の火球の発生状況と地震の発生状況を突き合わせるのであれば、記憶や印象に残った事例だけを対象にするのではなく「記録」された資料を使ったほうがより正確であること

だけであって、関係の有無についてはひと言も申し上げていません。

> 懐中電灯などはいざというときはすぐ手に取れるよう枕元に置いておきたいと思っているのですが、
> 基本なるべくなら枕元には何も置かずに寝返りうっても睡眠を邪魔されないよう枕元にはモノはあまり置きたくないと思っているのは私だけのことなんでしょうか？

火球掲示板をチェックして、火球が出現した後数日間は枕元に懐中電灯を置く、その後懐中電灯と片付ける、その後火球が出現したら再び枕元に置く、という行動を何週間か実際に繰り返してみれば、私が申し上げた意味が必ずご理解頂けると思います。

> 判断基準は人それぞれなのにあなたの基準を押し付けるのはどうかと思うのです。

おっしゃる通りです。

現在の匿名さんの判断基準は、火球掲示板のチェックもしていなければ、懐中電灯を置いたり片付けたりもしていない、いわば実践からのフィードバックが未実施の「想定のみ」の状態が前提となっています。ぜひ一度実践して、その結果をフィードバックしてみられることをお勧めします。

長くなりましたが、最後にもう一つ

>>39996

> こちらの掲示板に空の異変を投稿しようという方もいなくなるのだなぁという訳も何となく分かり

「異変」である、と正しく認識するためには「正常の範囲」に対する知識を持っていることが前提条件です。
その知識がおぼつかない場合、正常の範囲にありながら「出現頻度の低い現象」「珍しい現象」「見た目にインパクトのある現象」等に対して「異変」と誤認識してしまうという問題があります。

かつての投稿者が「卒業」できた理由の一つには、「正常の範囲」に対する正しい知識が得られたから、というのもきっとあるのではないでしょうか。