地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

>>38807 傍観中さん

冷静なコメントありがとうございます。

> しかしブライトさんはご自身で思っている程、中立の立場ではないことが良く分かるコメントで正直残念です。

私は、まずは一旦「ゼロ」の位置にリセットした上で、そこから「プラス」か「マイナス」かの再検討を提案していますが、すでに「プラス」の側に立った見方をされている方にとっては、「ゼロ」に戻すために「マイナス」の力が必要となりますので、相対的に「否定的」に受け止められてしまうのはやむを得ないと思います。

> ブライトさんがご指摘されている程自分は一方的に予測が当たった時だけ都合良く見ているつもりはなく、自分が前兆と思われた現象の後で、実際には不発、または前兆現象ではなかったのかもという場合も素直に受け留めているつもりです。
（中略）
>『地震とは、前兆が起きても不発に終わることがある』というまだ仮説の段階とは思いますが、実際の感覚として掴んで頂けたらと切に思いました。

はい。私もご指摘の点に関して、これまでも、うまく表現できない漠然とした思いがありましたが、今週の前半にようやくコレのことだったのか！と目からウロコが剥がれた事例がありましたので、長くなりますが以下、紹介させてください。

地震雲掲示板では12/16(月)と12/17(火)に、かなり多くの写真が投稿されました。これらの雲が地震雲だった可能性は否定しません、というお決まりのフレーズは最初に述べておきます。

関東地方の天気予報は、すでに月曜の時点で「水曜あたりに《南岸低気圧》およびその前線が接近して天気が崩れてくる」ことが報じられていました。

月〜火に「不気味」「あやしい」「見たことない」「地震雲？」などと投稿された写真の大半は、「巻雲」や「巻積雲」（およびこれらの雲を原因として発生する大気光学現象）の典型的特徴に当てはまるものばかりでしたが、気象に多少の興味があれば、「《南岸低気圧》およびその前線が接近して天気が崩れてくる」際、事前に最初に出現する雲は「巻雲」や「巻積雲」である、と知っていますので、この天気予報だけ聞けば、これらの雲や大気光学現象が出現することも予想できていました。さて、そこで

《巻雲や巻積雲、大気光学現象の出現》という現象（以下、現象Aと呼ぶ）と
《南岸低気圧およびその前線の接近による天気の崩れ》という現象（以下、現象Bと呼ぶ）との関係に注目してみます。

現象Bが起きる前には、ほぼ例外なしの相当の高確率で現象Aが発生します。そういう意味で「現象Bの前兆として現象Aがほぼ確実に出る」と言えます。
しかしその前後を逆にした「現象Aは現象Bの前兆である」とは言えません。例えば、弱い気圧の谷によって現象Aまでは出たものの、その後低気圧が発達せずに天候が回復してしまったケースが該当します。つまり現象Aが出た後、それに続いて現象Bが出る場合もあれば、出ない場合もある、という表現になります。

「地震前兆」とされる現象と、その後発生する「地震」についても、タイミングの一致だけで単純に結びつけられる事例が多いですが、いずれにしても思い込みや主観を排除した公正中立で客観的な視点で多角的に検討してみるまでは、肯定も否定もできないのではないでしょうか。