地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

2008年5月12日中国四川省
震源の深さ19km、規模 Mw 7.9 , Ms8.0

さて、日本はこの四川大地震のあとどうだったか調べてみました。

平成２０年５〜９月分
地震調査研究推進本部、地震調査委員会より（発表は発生の翌月）
四川の以前………
○５月１日に千葉県東方沖の深さ約３５ｋｍでＭ４．６。北西−南東方向に張力軸を持つ横ずれ断層型で、フィリピン海プレート内部で

○５月９日に千葉県北西部の深さ約７５ｋｍでＭ４．６の地震が発生した。発震機構は北西−南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、フィリピン海プレートと太平洋プレートの境界付近で

★★５月８日に茨城県沖でＭ７．０。西北西−東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、太平洋プレートと陸のプレートの境界で。宮城県と福島県の沿岸で津波観測。５月４日頃から本震の約２０ｋｍ東方でまとまった地震活動、前震・余震が発生。５月７日夕方頃からＭ４〜５が発生しており、この地震の約４０分前にもＭ６．４、約３０分前にはＭ６．３の地震が発生。５月９日のＭ５．８を含む余震活動が一時やや活発に。

四川の前日………
○５月１１日に根室半島付近〔国後島付近〕の深さ約９０ｋｍでＭ５．１。北北西−南南東方向に張力軸を持つ正断層型で、太平洋プレート内部で

○５月１１日に宮崎県南部山沿いの深さ８ｋｍでＭ４．１、最大震度４。南北方向に張力軸を持つ正断層型で、地殻内で発生

四川の以後………
○５月２９日秋田県内陸南部の浅いところでＭ４．８。西北西−東南東方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型で、地殻内で

○５月３１日岩手県沖の深さ約３０ｋｍでＭ５．０。東西方向に圧力軸を持つ逆断層型で、太平洋プレートと陸のプレートの境界で。北北東−南南西走向、西傾斜の逆断層。

○６月１日フィリピン北部で、Ｍ６．２（Ｇｌｏｂａｌ　ＣＭＴによるモーメントマグニチュードはＭｗ６．３、国内では最大震度１）。発震機構（Ｇｌｏｂａｌ　ＣＭＴ解）は西北西−東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、周辺でよく見られる型
★★６月１４日岩手県内陸南部の深さ約１０ｋｍでＭ７．２。岩手県と宮城県で最大震度６強を観測。死者１３名、行方不明１０名、負傷者約４５０名などの被害を生じた。「平成２０年（２００８年）岩手・宮城内陸地震」と命名。

つづく………。