地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

> この間起きた中国の地震は日本の地震を併発してしまうことがありますか？
> 6クラスだったので一応聞いておきます。

>>26351←これの事かな

四川大地震
中華人民共和国中西部に位置する四川省アバ・チベット族チャン族自治州?川県で現地時間（CST）2008年5月12日14時28分（UTC6時28分）に発生

震源の深さ19km
規模 Mw 7.9 , Ms8.0
最大震度メルカリ震度
階級IX: 川県映秀鎮（震度6弱相当）
津波なし
地震の種類:直下型、逆断層型
最大余震2008年5月13日 15:07（CST）、M6.12
被害地域:四川省を中心とする中国内陸部

四川盆地の北西端にあって北東から南西の方向に走る衝上断層（断層面が水平に近い逆断層）が動いた結果として起こったとみられている。
この断層は龍門山脈の下を走る龍門山断層（ロンメンシャン）と呼ばれる長さ約300kmの断層帯の一部。

四川地震が発生した付近は、標高5,000m級の山が連なるチベット高原から標高500m前後の四川盆地へと急激に標高が低くなる地帯で、インド亜大陸などが乗ったインドプレートは1年間に数cmというスピードで北に動いていて、中国をはじめとしたユーラシア大陸の大部分が乗ったユーラシアプレートを強く圧迫している。
ヒマラヤ山脈やチベット高原は強い圧迫の影響を受け、チベット高原の北部では北方向への圧縮、同高原の東部では東方向への圧縮となり、四川盆地の西側でも東方向へ地殻が圧縮されている。
また、GPS測地によって新たに考案されたプレート区分においても四川盆地の西側は南方向に動くユーラシアプレートと南西方向に動く揚子江プレートの境界部分に当たる。
四川盆地西縁の活構造は康定断層帯（鮮水河―小江断層帯。厳密には、四川盆地西縁の活構造に属するのは断層帯の南東側半分のみ）や龍門山断層帯といった多数の断層を有している。
竜門山断層帯は構造地質学上、アルプス・ヒマラヤ造山帯と揚子江卓状地（シナ地塊の一部）の境界部分に位置している。この地域は寧夏回族自治区・甘粛省東部・四川省西部・雲南省に連なる「南北地震帯」の中にあり、古くから地震の多い地帯ということが知られていた。

で、この前揺れたのは、この四川省の北側の甘粛省………ということなので、
わたしのいる関東地方とは違うプレートってのはわかったんだけど。
衝突して、高い山ができるのはどこでも同じなんだ〜。

全てWikipedia調べ。

2008年5月12日中国四川省
震源の深さ19km、規模 Mw 7.9 , Ms8.0

さて、日本はこの四川大地震のあとどうだったか調べてみました。

平成２０年５〜９月分
地震調査研究推進本部、地震調査委員会より（発表は発生の翌月）
四川の以前………
○５月１日に千葉県東方沖の深さ約３５ｋｍでＭ４．６。北西−南東方向に張力軸を持つ横ずれ断層型で、フィリピン海プレート内部で

○５月９日に千葉県北西部の深さ約７５ｋｍでＭ４．６の地震が発生した。発震機構は北西−南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、フィリピン海プレートと太平洋プレートの境界付近で

★★５月８日に茨城県沖でＭ７．０。西北西−東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、太平洋プレートと陸のプレートの境界で。宮城県と福島県の沿岸で津波観測。５月４日頃から本震の約２０ｋｍ東方でまとまった地震活動、前震・余震が発生。５月７日夕方頃からＭ４〜５が発生しており、この地震の約４０分前にもＭ６．４、約３０分前にはＭ６．３の地震が発生。５月９日のＭ５．８を含む余震活動が一時やや活発に。

四川の前日………
○５月１１日に根室半島付近〔国後島付近〕の深さ約９０ｋｍでＭ５．１。北北西−南南東方向に張力軸を持つ正断層型で、太平洋プレート内部で

○５月１１日に宮崎県南部山沿いの深さ８ｋｍでＭ４．１、最大震度４。南北方向に張力軸を持つ正断層型で、地殻内で発生

四川の以後………
○５月２９日秋田県内陸南部の浅いところでＭ４．８。西北西−東南東方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型で、地殻内で

○５月３１日岩手県沖の深さ約３０ｋｍでＭ５．０。東西方向に圧力軸を持つ逆断層型で、太平洋プレートと陸のプレートの境界で。北北東−南南西走向、西傾斜の逆断層。

○６月１日フィリピン北部で、Ｍ６．２（Ｇｌｏｂａｌ　ＣＭＴによるモーメントマグニチュードはＭｗ６．３、国内では最大震度１）。発震機構（Ｇｌｏｂａｌ　ＣＭＴ解）は西北西−東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、周辺でよく見られる型
★★６月１４日岩手県内陸南部の深さ約１０ｋｍでＭ７．２。岩手県と宮城県で最大震度６強を観測。死者１３名、行方不明１０名、負傷者約４５０名などの被害を生じた。「平成２０年（２００８年）岩手・宮城内陸地震」と命名。

つづく………。

つづき……

★★６月１４日岩手県内陸南部の深さ約１０ｋｍでＭ７．２。岩手県と宮城県で最大震度６強を観測。死者１３名、行方不明１０名、負傷者約４５０名などの被害を生じた。「平成２０年（２００８年）岩手・宮城内陸地震」と命名。
○６月１３日長野県南部の深さ約１５ｋｍでＭ４．７。北西−南東方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型で、地殻内の浅い場所で
○６月２６日浦河沖の深さ約５５ｋｍでＭ５．４。西北西−東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、太平洋プレートと陸のプレートの境界で

★★７月５日オホーツク海の深さ６３３ｋｍでＭｗ７．７（震源位置とＭｗは米国地質調査所［以下ＵＳＧＳと表記］による）沈み込んだ太平洋プレート内部で発生。日本国内で震度２〜１を観測。

○７月６日ウルップ島付近〔千島列島〕でＭ６．１、最大震度１。発震機構（ＣＭＴ解）は北西−南東方向に圧力軸を持つ逆断層型、太平洋プレートと陸のプレートの境界で

○７月８日沖永良部島付近〔沖縄本島近海〕でＭ６．１。北西−南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、フィリピン海プレートと陸のプレートの境界付近で

○７月１３日にフィリピン北部でＭ６．１、（米国地質調査所［ＵＳＧＳ］による表面波マグニチュードはＭｓ６．３、Ｇｌｏｂａｌ　ＣＭＴによるモーメントマグニチュードはＭｗ６．２）。発震機構（Ｇｌｏｂａｌ　ＣＭＴ解）は、西北西−東南東方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型

○　７月１９日に福島県沖でＭ６．９。西北西−東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、太平洋プレートと陸のプレートの境界で発生。東北地方の太平洋沿岸で津波を観測。地震活動は本震−余震型で推移しており、次第に低下。これまでの最大の余震は７月２１日のＭ６．１

○７月２４日０時頃に岩手県中部〔岩手県沿岸北部〕でマグニチュード（Ｍ）６．８の地震が発生し、岩手県で最大震度６強。深さ約１１０ｋｍでＭ６．８。
太平洋プレートが沈み込む方向に張力軸を持つ型で、太平洋プレート内部（二重地震面の下面）で発生したやや深い地震。最大余震は７月２４日１１時頃に発生したＭ４．８（最大震度３）

○８月８日神奈川県東部〔東京都多摩東部〕の深さ約３０ｋｍでＭ４．６。南北方向に圧力軸を持つ逆断層型で、フィリピン海プレートの沈み込みに伴って発生
つづく………。

> つづき……

○８月２０日茨城県南部の深さ約４５ｋｍでＭ４．６。北西−南東方向に圧力軸を持つ逆断層型、フィリピン海プレートと陸のプレートの境界で発生

★★９月１１日０９時２０分頃に十勝沖でＭ７．１。西北西−東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、太平洋プレートと陸のプレートの境界で。北海道と東北地方の太平洋沿岸でこの地震による津波を観測

○９月１４日０５時２１分に奄美大島北東沖でＭ５．１、最大震度３。今回の地震の震央付近には周辺よりも深い海底（トカラギャップ）が西北西−東南東方向に続く

○７月２４日０時頃に岩手県中部〔岩手県沿岸北部〕でマグニチュード（Ｍ）６．８の地震が発生し、岩手県で最大震度６強。深さ約１１０ｋｍでＭ６．８。
太平洋プレートが沈み込む方向に張力軸を持つ型で、太平洋プレート内部（二重地震面の下面）で発生したやや深い地震。最大余震は７月２４日１１時頃に発生したＭ４．８（最大震度３）

○８月８日神奈川県東部〔東京都多摩東部〕の深さ約３０ｋｍでＭ４．６。南北方向に圧力軸を持つ逆断層型で、フィリピン海プレートの沈み込みに伴って発生

○８月２０日茨城県南部の深さ約４５ｋｍでＭ４．６。北西−南東方向に圧力軸を持つ逆断層型、フィリピン海プレートと陸のプレートの境界で発生

★★９月１１日０９時２０分頃に十勝沖でＭ７．１。西北西−東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、太平洋プレートと陸のプレートの境界で。北海道と東北地方の太平洋沿岸でこの地震による津波を観測

○９月１４日０５時２１分に奄美大島北東沖でＭ５．１、最大震度３。今回の地震の震央付近には周辺よりも深い海底（トカラギャップ）が西北西−東南東方向に続く

○９月２１日東京湾〔千葉県北西部〕の深さ約７０ｋｍでＭ４．８。沈み込む太平洋プレートとフィリピン海プレートの境界付近で、北北東−南南西方向に圧力軸を持つ型。

○９月２２日津軽海峡の深さ約１５０ｋｍでＭ５．６。北西−南東方向に張力軸を持つ型で、沈み込む太平洋プレート内部で

★★印をつけたのですが、マグニチュード７、防災科研の「過去の大きな地震」見てもこの年はこの４ヶ月に集中しています……。
ちなみに太陽活動は24サイクルが始まって、活動は低調だったそうです。