地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

★姶良(あいら)カルデラ)の南縁部に生じた安山岩〜デイサイトの成層火山で、北岳、中岳、南岳の3峰と権現山、鍋山、引ノ平などの側火山がある。

★南岳（標高1,040m）山頂に直径約700mの火口があり、その内側に二つの小火口（A火口とB火口）
この火口は1955年（昭和30年）以降活発な噴火活動を続け、火口から半径2km以内は警戒区域、立ち入り禁止。
南側山腹には安永大噴火の火口、東側山腹には昭和噴火の火口がある。
★有史以降の30回以上の噴火記録にあり、特に文明、安永、大正の3回は大噴火。

★1471年（文明3年）1473年、1475年、1476年に噴火。

★1779年（安永8年）
地震が頻発、井戸水が沸き立つ、海面変色などの噴火の前兆あり。

1914年（大正3年）1月〜４月
噴火様式：プレー式噴火
それまで海峡（距離最大400m最深部100m）で隔てられていた桜島と大隅半島とが陸続きに。
火山灰は九州から東北地方に及ぶ各地で観測。
半年前から中伊集院村（現日置市）を震源の弱い地震。半月前から井戸水の水位変化、火山ガスによる中毒死、桜島東側海域の生け簀で魚やエビの大量死、海水温上昇などの噴火の前兆あり。

★ 気象庁、桜島における「爆発的噴火」および「噴火」の定義
　爆発地震を伴い、爆発音、体感空振、噴石の火口外への飛散、または気象台や島内の空振計で一定基準以上の空振のいずれかを観測した場合＝爆発的噴火
　噴火活動が活発なため、噴火のうち爆発的な噴火もしくは噴煙量が中量以上(概ね噴煙の高さが1,000ｍ以上)の噴火の回数を計数。基準に達しない噴火は、ごく小規模な噴火。

★2009年4月、爆発的噴火（噴煙高度4000m以上，火砕流が1km流下）＝昭和火口からの噴煙としてはこれまで最高の高度が観測。
………今回はこれを上回ったってことみたいです。