地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

> 熊本地震を経験し その後 毎日の様に
> 空を見上げ 雲の様子を見てます

天気図や天気予報とセットで雲の観察を続ければ

「低気圧や前線の接近など、西から順に天気が崩れる前の夕暮れ時の西の空」

は、例外なく昨日のように賑わうことがわかってくるだろう

> 地震雲が出てる間は 大なり小なり
> 地震はおきてます。

ある意味それは事実だし

> 特に変な雲を見掛けた時は 震度が大きい
> のが他県でも起きてる

ある意味それも事実ではあるが、いずれも両者の相関関係を示す材料として扱うのは間違っている

「地震雲が出てる間」の「大なり小なり地震」の起き具合

を見るだけだと不十分で、

「地震雲が出てる間【以外の時】」の「大なり小なり地震」の起き具合

と比較した結果、前者のほうが高い、といえるかどうか、の観点が必要だ

「特に変な雲を見掛けた時」の「震度が大きいのが他県でも」の起き具合

を見るだけだと不十分で、

「特に変な雲を見掛けた時【以外の時】」の「震度が大きいのが他県でも」の起き具合

と比較した結果、前者のほうが高い、といえるかどうか、の観点が必要だ

つまり

> 科学的根拠がないのは わかってますが

以前に、そもそも傾向や関連の本質とは何なのか、という、物事を大枠ザックリと捉える考え方の基本的に関わる部分といえる

実際には、そこまで面倒な比較分析などできる暇人はいないだろうし、それを要求するつもりもないが、

・それをすませる前に傾向や関連は導けないこと

・それをはしょって、傾向や関連があるかのごとく語られる事例には、耳を傾ける価値がないこと

程度の知識は持っておくといい

このような誤ったプロセスから導かれた傾向ぽいものには、

> 様な気がします

とコメントしてくれたとおり、ジンクスあるいは思い込み、といった名前がついている