地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

自然科学の大抵のできごとについて、

「ここまでは判っている」
「ここから先はまだ判っていない」

という境界線がはっきりだったり、ぼんやりだったり、存在しますが、それはこれまでの先人の綿密なデータ収集と分析や検討によって導かれたものです。その中にはまだまだ見落としがあって、その境界線が「判明」側や「未解明」側に引き直されることがあるのは当然のことです。

ただし、そういった境界線を引き直すためには、先人の到達した内容を理解した上で、それと同レベル、あるいはそれ以上の慎重さ、綿密さを伴った検討が必要です。

中には、自分の勝手な思い込みでこの境界線を勝手気ままに引き直してしまったり、されにはそれを「情報発信」してしまう困った人もおられます。それは結局、何の材料もなしに「1+1の答えは2と決めつけるの間違いで、その答えが3や0という可能性を見落としているかもしれない」という、行き当たりばったりの思いつきを呟いているのと同じことです。

「行き当たりばったり」でないことを示すためには、「先人の努力を越える努力」をして「きちんとした材料」を揃える以外ありません。