地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

3.11の約5年前位ですが、宮城県沿岸部ではほぼ毎日のように
震度1〜2の地震が多発していたと、現地の方から伺った事があります。
プレート同士の圧力のかかり具合、岩盤の質、マグマ対流の影響など
様々な要因が組み合わさっている事ですが、耐久限度を超えると
一気に破壊が顕著化する前兆事例の一つだと個人的には思います。

以前報じられた富士五湖の水位異変と箱根の水脈・地脈的関連性や、
深海魚の捕獲時期、その後の西ノ島噴火に至っても関連が皆無とは
言いきれない気もしますが…。

ここからは、私見になります。
日本においては、人命や損害の大きさよりも、各機関において
責任の所在が優先されるシステムになっています。
経済が連動している為、損失リスクを公表すれば世界経済と
投資(資金・資源・人的)の現場が過剰に反応する為です。
予知は出来ないというのが現在の公式的立場ですので、
一般及び研究者個人が何をいおうと、危険性の警鐘を鳴らす行為を
国や自治体、研究機関が行うのはあり得ないと思って戴いたほうが確かです。

尤も、個人的には3.11前にとある政権の某所で警鐘をならしてはいましたが、
まったく声が届かなかった程に『いつか起こる災害』に対し
誰もが盲目であった構造があの当時の日本中央の現実です。
今は政府・経済界も含め以前よりはまだマシな事態になってきてはいますが、
先日の大雪による関東一円の体たらくをみれば、何かが起きた場合、
損失の方がはるか大きくなるのは明らかです。

過剰に反応すれば思考も身体も機能停止を起こすので
情報に振り回されないのが一番ですが、こういった一番身近なサイトや、
各大学や専門機関が公表するデータ、基礎的な知識などで自分なりに
身構える必要性はあると思います。

以前bright氏がおっしゃられていたように、『正しく恐れる』事が
肝心だと感じます。

失わない限り骨身に染みない愚者であり続けるか、過去に起きた経験を
骨に刻んで忘れないでいるか。

なにより、予算消化の為に安易な出張を繰り返す暇があるのなら、
被災からつねに復興を続けている数多くの自治体の現実を見て、
『次に自分たちに起きるかもしれない現実と現状、未来』を
是非にも学ぶ事を優先して戴きたいものです。