地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

>>32385 かえるさん

>　★地震が発生する前　地震雲が発生する事がある様に

といった仮説を見かける機会は頻繁にありますが、実際にそれが確認された事例は皆無です。
その説を唱える方々の研究手法（とされるもの）の内容は、本来あるべき「公正中立な視点から客観的事実の収集」から大きくズレていて、ほぼ主観と思い込みのみで構成されている、という見過ごせない欠陥があります。いわば「スタートラインにつく前」の状況といえます。

>　　月が赤っぽく　濃いオレンジ色に見える事があるのではないか？
>　　という疑問は　何かきれいに晴れないんですとねぇ。

そのように漠然と思いをはせるだけでなく、具体的に、以下の二つの別々の方向から挟み込むように考えてみる、というのはいかがでしょうか？

(1)「月から自分の目までの光路」が普段と異なるどういう状況にある時、月は赤く見えるか、という一般論。これを、月の高さが高い場合と低い場合のそれぞれについて。

(2) 大地震が発生する前、その前兆によって大気中の「何」が「どのくらい」変化するか。またそれは、前兆時以外の通常の時には大気中にどの程度存在しているか、また、どの程度の上下幅で変動しているか。

(1)と(2)を突き合わせてみると、月が赤く見える原因が複数ある中で「地震前兆であると判断」するためには「その他の原因である可能性を排除」する必要があって、そこには大きな困難があることがわかると思います。

>　★月にもくわしいブライトさんなら　ホントは見たことあると思います。
>　　高度が高い　赤い月を・・・。

私は今のところ見たことがありませんが、今後見かける可能性は否定しません。
もし見かけた場合、赤く見える原因について複数思い浮かべてみると思いますが、複数の原因を互いに比較し合って積極的に絞り込めるような材料が手に入らなければ、複数思い浮かべたところまでで終わるでしょう。