地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

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超高層雷放電は、高度20〜100kmの成層圏・中間圏・下部熱圏（下部電離層）にかけて起こる、放電による発光現象。この高度は大気密度が非常に低く、対流も少ない

★スプライト（レッドスプライト）中間圏付近で見られるが、もっと高い所まで到達するものもある。主に赤系統の色。
★エルヴス (elves)中間圏上部や熱圏下部。水平に広がる発光で、電離層とも関係していると考えられている。
★ブルージェット 成層圏上部付近。青系統の色で、細長い形をしている。雷雲から上に伸びるため「上向きの雷」とも呼ばれる
★ブルースターター ブルージェットに先立って現れることがある発光。成層圏下部。
★巨大ジェット 成層圏から中間圏に渡って伸びる巨大なジェット。
★地球ガンマ線放射 雷雲上部での放電現象に由来する現象が、ガンマ線バーストとして観測されているケース

★電磁波バースト 雷放電などに伴う電磁波放射が電離層あたりの上層大気の電磁的状態を大きく乱す現象。
高度：60-85km
継続時間：3-5μsec20-60μsec後に2波目
色(波長)：25-100MHz(衛星観測)VLF,ELF(地上観測)
特徴：下部電離層を伝搬（下部電離層での臨界周波数はVLF、ELF周波数にあたる）10-13J/m2人工衛星で強く観測される。電離層を伝搬して遠く(南極)で観測される。

京都大学宙空電波科学研究センター レーダーグループ 高々度放電現象

http:/
/www.rish.kyoto-u.ac.jp/radar-group/members/isoda/sprite.htm

高々度放電現象は雷雲の発達と関係しており、特に大きな電荷を貯えるためには、巨大かつ対流活動が活発でなければならない。
鉛直方向に高く発達した積乱雲が生成されるために次の条件が必要。
・下層に湿潤な大気の流入。
・大気の不安定及び空気隗を押し上げるエネルギー。前線活動や活発な対流が発生しているとき。
こうした条件が重なって雷雲が発達。
地上が日射で暖められ大気が上昇するとき、台風などで上昇気流が発生するとき、寒冷前線によるとき（この時の雷を界雷という）に積乱雲が発達し、雷雲となる。

………本当に雷雲をチェックしてればいいの？