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スレッド NO.11135
クーロン応力のメモ
- NO.11135
- 漁師@三浦半島
iY2M5ZWE4Mz-iPhone - 2013年04月04日14:03
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地震の発生に関係する、クーロン応力のメモを残、しますので、参考程度にお読み下さい。興味の無い方はスルーして下さい。
一応プレート理論に基づいて書きます。先の東日本大震災の影響で活断層に対するクーロン応力変化から立川断層や三浦半島断層の地震発生確率が高くなったと思われるとの政府の長期予測が発表されました。
クーロン応力とは、断層を剪断する力の剪断応力と阻止する法線応力と断層の摩擦係数を総じた応力を言います。クーロン応力限界を超えると断層が滑り地震が発生します。クーロン応力変化は、剪断応力または、法線応力に対して変化を与える事により生じます。
三浦半島の断層では、東西間でプレート移動の剪断応力があり、南北間で法線応力があります。
東日本大震災により法線応力が減少すると地震が発生し易くなり、発表確率が上がりました。
さて、先の話題の気圧変化に寄る影響は?
M7の地震での剪断応力は凡そ3〜5MPa Mは10の6乗、また、M5だと1000分の1となります。
つまり3000〜5000Pa必要です。
1000mの海底圧力は10MPa程ありますが、岩盤は差応力で岩盤下部からも支えられて陥没しないでバランスを取ってます。
普段の潮の満ち干きでの応力変化は凡そ100Pa程度となる様です。そこに気圧の変化が有るとトータルで200Pa〜300Paのクーロン応力変化が生じます。
つまり剪断応力の1割程の変化が加わる事になり、地震発生まで間が無い断層では地震発生の最後なトリガーとなるとの事です。
ただし、月の位置などや断層面の向きなど様々な条件も必要となるとの研究結果がありました。
また、M7以上では応力の変化量が三桁足りないので、このままではトリガーになりません。
ただし、東日本大震災の研究から事前に小さな固着域がバラバラとスリップしたそうです。事前のスロースリップと言われます。規模はM3〜4程度との事です、この規模ですと気圧変化によるトリガーは充分考えられます。
気圧変化による影響での研究で、年間の季節変化で、南海トラフの巨大地震発生が左右されるとありました。太平洋の季節変化では(訂正):初秋から初春(8〜2月)が大きく、過去の東海、東南海、南海地震地震は全てこの季節を中心に発生しているそうです。歴史で記録の無い前の地震も堆積層に花粉が含まれ初秋から冬の可能が高いとの事です。
近頃、やや大きな地震が続きますので、皆さんも気を付け下さい。
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NO.11135 クーロン応力のメモ 漁師@三浦半島
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