地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

ミカエルさん

> 研究者だから統計を取るはずと言う一般的な先入観は持たないで欲しいです

当然、統計を取る必要のない研究手法は存在します。

ひとつ確実に言えることは、統計分析または比較をしていないのに《発生しやすい》とか《する事が多い》という表現を使った時点で、その研究全体の信頼性がないもの、とみなされるということです。

> 研究者と言うイメージが果たしてそう思う事が一般的で正しいと思っている事が間違いだと思います

あなたは《研究》を勘違いしています。思いつきにまかせてそれらしいキーワードをツギハギしているだけで、その仮説の正しさを客観的に検証するプロセスが全く抜け落ちていることに気づくべきです。

例えば、以下の支離滅裂な思いつき

> 太陽黒点が０なら調べる時間はないのですがわたしの考えでは非常に地震エネルギーが入ってきやすい状態になると思います

> ０ではなく３０くらいの黒点数で急激に黒点数が減少した場合に大きい地震が発生しやすい

> なぜなら０は黒点の活動がないので地震エネルギーがない

> 太陽黒点３桁で騒いでいたのはこれによって大きい黒点群ができて地球に影響がある場所に黒点群が来ると磁気嵐が多く発生してそれが地震になっていく

のひとつひとつが、正しいか正しくないか、を判定するためには、どういう検証方法が必要になるか、を考えてみたことはありますか？

私は以前、ある期間内の太陽黒点数と大地震の発生状況の実績を《もれなく突き合わせて》調べてみたことがありますが、残念ながらいずれもあなたの仮説を支持するような関連は示されていません。

1926〜2009年の間のほぼ11年周期の太陽活動（図の灰色背景の白い折れ線グラフが太陽黒点数を示します。黒点数が多い時期が太陽活動の活発な時期）に連動して、地震発生状況も同じように11年周期を示したか、という方法です。

この時は、日本国内で発生した震度４以上の回数（緑の折れ線）、震度５以上の回数（青の折れ線）を重ね合わせてみましたが、特に連動する傾向は見られませんでした。もし関心がおありでしたら、世界規模でM7クラス以上、M8クラス以上の地震発生回数の折れ線グラフを重ねてみてください（私はやったことがありませんので、どんな傾向が浮かび上がるか、浮かび上がらないか、は知りません）。