地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

>>4714 塩竈市さん

> 全然影響ないとは言い切れないとおもいますが？

私が申し上げているのは、近いタイミングで発生した２つの地震について
「たがいに関連があった」
「たがいに関連がなかった」
の両方の可能性があり、どちらか一方に絞り込むには、もう一方を否定できる材料が必要、という公正中立な考え方です。

> M6程度では解りませんが、M7 M8クラスになるとそのプレートに関連する場所で影響はありそうですよね？
（中略）
> その地震は陸(プレート）続きですよね？

当然だれしもそのような疑問を抱きますよね。それを解く鍵は２つあります。

ひとつめは「スケール」を当てはめてみることです。

NZで起きた地震がM1やM2といった極めて微弱な地震だとすると、その影響が日本にあるとは常識的に考えて、あり得ませんよね？でも、M8やM9となると影響があるかもしれない。ならば、影響の有無の境界線はどこかにあるはずです。

例えば、浴槽に万年筆のインクを1cc垂らした、とします。浴槽全体が薄い色に染まる（＝影響アリ）でしょう。では、同じ1ccのインクを新潟県側の日本海に垂らしたとして、同じひと続きの海だから、という理由だけで、静岡県の太平洋側にその影響が現われるでしょうか？これも、影響の有無の境界線はどこかにあるはずです。

禅問答のようなたとえ話になってしまいましたが、「影響」の定義が曖昧なのが混乱の原因です。上のインクの例なら、最初から「何ppm以上は影響あり、未満なら影響なし」と定義しておけば境界線を引くことができます。

もうひとつは過去の両者の統計的傾向を洗い出してみることです。
的中ケースだけに目を向けるのではなく、ハズレのケースも拾って比較してみることが大切です。