地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

匿さん

> 関係がないと言える状況にないと思います（関係ある、とは断言しません）。

はい。その通りです。

この話は「ツチノコはいるか？いないか？」という論争と似ています。この論点は正確には「いるか？いないか？」ではなく
・いる、と言える材料がみつかったか
・いる、と言える材料がまだみつかっていないか
であって「いない」という判定はありません。
唯一必要なことは「いる」説を唱える人がその材料を示すこと、それだけです。

地震前兆についても全く同じことで、誰も「関連がない」とは言うことはできません。
関連がある、という説を唱える人がその材料を《キチンと》示すことが必要ですが、一番大切なのは、その材料として上に述べた(1)だけでは不十分、という部分です。(1)〜(4)の回数を拾った後、先ほどは省略しましたが、それぞれ４つの数値を以下のサイトの４つのハコに入れて、pの値を計算させます。

http:www.kisnet.or.jp/nappa/software/star/freq/2x2.htm

はじき出されたpの値が0.1以上なら関連ありと言えず、0.05〜0.1なら関連傾向ぽい、0.01〜0.05なら関連ありそう、0.01以下なら関連あり、という判定となります（「関連なし」という判定はありません）。

ちなみに、ここや隣の掲示板の過去ログを「内暈」というキーワードで検索してみると、(1)よりも(2)の方が多かった実績が一目で分かります（正確なカウントは取っていませんが、明らかに一目瞭然な圧倒的な数の差があります）ので、上記サイトでpの値を計算させるまでもなく「関連ありとは言えない」というのが実態です。くりかえしますが、関連なし、ではありません。

以上は、統計的見地からですが、一方、発生原理の見地からの検討、という意味では、内暈が発生しやすいのは、天気が崩れはじめる前の巻雲や巻層雲が発生した時であることが判明しています。

http:homepage3.nifty.co●m/ueyama/sky2/sky.html#naiun
（●を削除）

こういった既知の原因で発生するケースを除去して考える、
地震前兆の《何》が《どのように作用》すれば、内暈の発生に結びつくかを考える、
ということも必要になるでしょうね。