地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

> 秋とは思えない黒い雲

雲の黒さは季節には関係ないから、秋でも真っ黒な雲は出現する

黒い雲とは、日陰に入った雲のことだが、その黒さを決める要素として、主に以下の２つが混ざり合う

・その雲自体の絶対的な明るさ
・背景となる空や他の雲の明るさとの相対的な関係（錯覚）

後者は「チェッカー盤の錯視」とも呼ばれる現象と同じで、以下に紹介する図のAとBの濃さは実は全く同じなのに、我々の目はAが薄く、Bが濃いように錯覚してしまうものだ
https://goo.gl/23eHE0

> 11月23日は予言の日なのでいろいろなことが心配になり書いてみました

このようにはっきりと日付指定されていれば、即デタラメ確定だから、全く気にする必要はない
普段通りの防災対策を怠りなく継続するだけで充分で、ここ一番限定の、高レベルの対策を発動すべき理由はどこにもない

> 関東大震災では　ドス黒い入道雲のようなものが目撃されたそうです
> 黒めの雲だけでなく　赤めの月　色の濃い大きい太陽も警戒度アップ対象なので気をつけてください

例に挙げてもらった

「ドス黒い入道雲」
「赤めの月」
「色の濃い大きい太陽」

いずれも、普段から頻繁に発生しているお馴染みの現象、という認識はあるだろうか？
なぜ「警戒度アップ対象」などといったデマを鵜呑みにできるのか、その無邪気さが全く理解できない

> (気象状況の不気味さが カギ）

「ふだん起きない珍しい現象」
「不気味な見た目の現象」
「過去のナントカ地震の前に起きた現象」

だから地震前兆、と結びつけてしまう人たちが多いが、その認識は間違いだ

地震前兆とは、正しくは

「ふだんの発生頻度よりも、地震前の発生頻度が高い現象」のことだ
「発生頻度を比較したか」に目をつけるのがポイントだ