地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

> ふと空を見ると、地震雲らしき雲がありました。

正しく言い換えるとこうだ

「ふと空を見ると、雲について何も知らない連中が『地震雲か！？』と言いがちな雲がありました。」

世の中には雲の図鑑がたくさんある
https://goo.gl/Y5gIFc

雲の図鑑の中には、今、スレ主が地震雲と思い込んでいる雲がたくさん載っていることにきっと驚くだろう

地震雲を肯定的に扱う連中はこんな図鑑を一度も見たことがないし、雲についてちっとも詳しくない、という歪んだ現実に冷静に向き合える良いきっかけになるだろう

その雲の正体が地震雲だったか、そうでなかったか何とも言えないが、もし地震雲でなかったとしても安心してよい訳ではない

日本全国どこでも、毎日一定の確率で地震災害の危険にさらされ続けている前提を忘れてはならない

目撃／投稿された地震雲がもし本物なら、その確率が普段よりも高まることを意味する

しかしその逆「地震前兆や地震雲を見かけなければその確率が普段よりも下がる（＝普段以上に油断しても大丈夫）」は決して成立しない、その意味はわかるだろうか？

「東京防災」というガイドブック
https://goo.gl/aTpWgq

には「今やろう10の防災アクション」として、地震災害に備えて定期的／継続的に実施すべき行動が具体的に紹介されている

地震雲に注目するくらい防災意識の高いスレ主ならば、普段、地震雲を見かけないときでもこの程度の対策をクリアしておくべきで、それをしておくだけで、それなりの地震災害が発生しても身の安全が確保できる根拠のある安心感が得られるはずだ

心の中で「根拠のある安心感」が占める割合が増えれば、同時に「実用性のない予知まがいの情報にすがる気持ち」が占める割合は減ってくるだろう

普段の対策はクリアしている上に積み増す、より高レベルの防災行動、例えば

・外出予定をキャンセルする
・地下街に入らない
・エレベーターを使わない
・遠方に避難する
・自宅倒壊に備えて車の中で寝る

の発動、というメリハリを伴った判断材料として地震雲を位置付けておけば、今回のように闇雲にオタオタすることもなくなるはずだ