地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

スレ主、きききききさん

「大地震と赤い月の関係」の有無を調べる場合は、

(1)「赤い月」が目撃された後に「大地震」が発生した《的中ケース》
(2)「赤い月」が目撃された後に「大地震」が発生しなかった《ハズレケース》
(3)「赤い月」が目撃されずに「大地震」が発生した《検出モレケース》
(4)「赤い月」が目撃されずに「大地震」も発生しなかった《安全確認成功ケース》

の４つの回数を同じ重み付けでカウントして比べてみる必要があります。例として挙げて頂いた

> 2008年6月14日　岩手・宮城内陸地震直前の赤い月
> 1995年（平成7年）1月17日（阪神・淡路大震災の前日にも赤い月
> 2011年３月11日　東日本大震災の前日10日にも赤い月

は、(1)に該当しますが、(2)(3)(4)と比較して初めて関係の有無の検討が可能になるため、(1)を持ってきただけでは、ジンクスっぽいこと以外に言えることは何もありません。

> 本日も赤い月になるそうです。

「赤い月」が見える仕組みは大きく２つに分かれます。
1) 皆既月食の最中。世界中のどこから見ても、月がある程度以上の高度であれば、高度に関わらずほとんど同じ色に見えます。
2) 月出直後、月没直前の超低空の高度にある時（朝日や夕陽が赤みを帯びるのと同じ理由）。
例として挙げて頂いた３件は、いずれも2)に該当するタイミングで目撃された、ということはないでしょうか？

>>43538 温泉スキーさん

> 月食と地震の関係はわかりませんが、潮の満ち引き（地球潮汐）と地震発生には関係があるようです → 防災科学技術研究所のプレス発表「月や太陽の引力が地震の引き金に」
www.bosai.go.jp/press/pdf/20100128_01.pdf

2010年1月28日に防災科学技術研究所が、月や太陽の引力が地震の引き金になる可能性が高いことを発表した件で、この掲示板では何度かご紹介しているのですが、ごの研究内容と月の満ち欠けや潮の満ち引きを混同される方は非常に多いですので、改めて違いをご説明させていただきます。

上記の研究発表の内容は、断層型の地震の断層のズレ方向と、その地震発生時の月の位置との関係について調査したものであり、月の満ち欠けや潮の満ち引きに関しては一切触れられていません。