地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

>>42586 匿名さん

> 投稿が増える事を望みたい

増えることが望ましいのは、どのような内容の投稿を想定しておられますか？

「増えて欲しいのはこういう投稿」
「減って欲しいのはこういう投稿」
「目撃情報の投稿が《情報》と呼べるレベルにあるために、最低限必要な《質》とは」

これらに対する思いは人それぞれですが「ご利用ガイド」の「はじめに」の一文を紹介すると、こう書いてあります。
「当掲示板は、地震前兆による地震予知の可能性を信じ、防災につながる事を願っています。」
《防災につながる》とは、投稿に「《情報》としての《質》」が備わっているか否かを選別する上で、ひとつの明確な基準となるのではないでしょうか。

> 前兆の名の元で防災意識を高めようとし集まった仲間

この掲示板では、地震予知まがいの情報を見かけると「ありがとう」「参考にします」「警戒します」「(*)気をつけていきたい」といった「宣言」をする人をよくみかけますが、防災意識を高めたり、そういった宣言をするだけでは、身の安全が高められる可能性はほぼゼロです。本当に必要なのは、具体的に防災行動として計画し実行することであり、「防災意識を高める」のはその行動のための動機付けにすぎません。

・地震予知情報がない時でも常に継続する、普段の防災行動はこれ
・地震予知情報がある時だけ発動する、特別の防災行動はこれ

といった具合に、具体的にメリハリをつけた個人の防災行動計画を立てておくことが大切ですが、上に述べた「宣言」だけで完結してしまっているような人は、こういったレベルに応じた防災行動を具体的にイメージしているでしょうか。

地震を想定した個人でおこなう防災対策行動は「タイミング」という切り口では大きく以下の二つに分かれます。

A）《事前〜発生中》地震動そのもの、津波そのものの直撃から命を守るもの
B）《発生後》地震動そのもの、津波そのものから命が助かった後の生活を支えるもの

これとは別に「負荷」という切り口で分類すると大きく以下の二つにも分かれます。

1）日常生活に支障なく継続できるもの
2）日常生活を打ち切らないと発動できないもの

これらを組み合わせた具体的な行動計画に落とし込んで想定することが大切です。

例えば、食料の備蓄はB1であり、地震予知情報がなくとも常時実施し、定期的に棚卸しすべきものです。あるいは住居の耐震診断や耐震強化工事や家具の壁面への固定などはA1となります。一方、地震予知情報がある時に発動すべき行動はA2すなわち事前の避難や外出予定のキャンセルなど、などといったぐあいです。

地震予知情報を見かけてB1の対策をしていないことを思い出したのなら、それは結構ですが、地震国日本に暮らす上では、平常時の防災対策レベル（防災意識）が低いことを反省する必要もあるでしょう。また、B1の対策に着手する動機付けは、本来、地震予知情報ではなく、地震に対する正しい知識の習得のはずです。

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(*)「気をつけていきたい」

「気をつけていきたい」＝「気をつける」＋「願望や予定」
「気をつけたいと思います」＝「気をつける」＋「願望や予定」＋「思い」

といった表現は「気をつけます」と言い切るよりも、はるかに軽卒に使える便利な言い回しで、結局は何もしない、と言っているのと同じことです。