地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

>>39352 さいたまさん

コメントありがとうございます。
返信が遅くなりまして申し訳ありません。

> 大自然は人間の理屈では理解できないことが多いのです。
> わかってますか？

もちろん承知しています。
まだまだ判っていないことは数多く残っていますが、一方で、先人達の努力によってキチンと解明された現象も少なくないという事実に目を背けていませんか？

> どんな些細な現象でも異変に気づいたら・・・そのための、掲示板なのです。

「異変」と気づくためには、その前提として「正常」の範囲を正しく知っていることが必要です。

もし、そのような前提は不要というのであれば、解明済みの現象でありながら「自分の知識や経験のない現象」や「発生頻度の低い現象」は全て「未知の現象」に「退化」してしまうというとんでもない状況に陥ってしまいます。

例えば、オーロラや皆既日食を実際に自分の目で見た経験のある人は少ないと思いますが、ほとんどの人はこれらが身の危険を及ぼす現象ではない、という正しい知識を持っています。もしその知識なしにこの現象を初めて見たら、不気味で恐ろしく、不吉な出来事の前兆と感じるのではないでしょうか。

もちろん、定説が解明済みと思われている現象の中にはまだ見落としや思い違いなどの間違いが含まれている可能性はあります。しかし、それが間違いと判明するのは、定説をキチンと理解した上で、その定説を導いた先人よりもさらに丁寧な仕事をする必要があって、それらを一切抜きにして「ただ自分が知らない現象だから」という稚拙な理由によって、定説が覆されることは決してありません。

> 地震について、現在の人間の知識では解明できていないことが多いのです。

その通りです。だからこそ人間特有の思い込みなどの主観を除去した丁寧で客観的な作業が必要なのです。

> どんな小さな事でも、情報として捉えておくことは重要だと思います。

このスレッドで投稿された内容

「沖縄の気温が急に上がった」
「気温が25度くらいになってるな」

だけだと、

・気温が急上昇する前は何度くらいだったのか
・例年、沖縄ではこの季節にこの気温に上がることはないのか
・沖縄のどの地点の気温なのか
・25度《くらい》とはどの程度の誤差の幅を含むのか

など「比べる対象」も「精度」も全く手がかりもありません。
さいたまさんは、これほどまでに手がかりのない情報に価値を見いだせるのでしょうか？
数さえ「充実」すればそれで良いと思っていませんか？
情報の質を高めることは「S/N比の向上」つまり分母であるNoise（ノイズ）に対する分子Signal（信号）の比率を高めることを意味しますが、そこに工夫や努力を払わなければ、ただ分母のノイズが増えるだけです。

なお《気温データ》に限っていえば、上に列挙したようなことがきちんと知りたければ、気象庁のWEBサイトの気象統計情報 > 過去の気象データ検索

http:/
/www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php

に、きちんとしたデータが1976年まで遡っていつでも誰でも入手できますので、不正確な情報に頼る必要は全くありません。