地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

ミカエルさん

「台風」と「地震発生」との関連について、

「台風が接近すると地震が発生する」
「台風が通過した後、地震が発生する」
「台風の進路は、震源を避ける」
「台風の進路は、震源に吸い寄せられる」

などなど、様々な都市伝説があるようですが、どれが本当なのか「研究者の視点」できちんと分析してみられてはいかがですか。

過去の台風の経路は、国立情報学研究所の「デジタル台風」というサイトで拾えます。
http:/
/agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/

ここで拾った台風の位置情報を使って

「台風の影響が《ある》時の地震発生状況」
「台風の影響が《ない》時の地震発生状況」

を比較する、という手法になります。

何度も繰り返し申し上げていますが、ミカエルさんの検証方法の致命的な問題は「タイミングが一致した現象」を全て「その影響で起きた現象」と判定してしまう点につきます。

この方法だと「たまたまタイミングが一致しただけで、実は関連のない現象」まで実績としてカウントされてしまう問題がある、という意味がまだ理解できませんか？

「影響下にある時」と「それ以外の時」の比較、という根気のいる丁寧な仕事なくして、研究という言葉の出番はありえません。