地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

1945年1月13日午前3時38分23秒、三河湾、Ｍ6.8の直下型地震。
1945年の終戦前後にかけて4年連続で1000人を超える死者を出した4大地震（鳥取地震、東南海地震、南海地震）の一つ。

震源地は三河湾
北緯34度42分06秒 東経137度06分48秒、深さ11km。
三重県津市で震度5、西尾市などでは震度6（現在の震度階級では7）

1ヶ月前の1944年12月7日に発生した昭和東南海地震の最大規模の余震とする説、同地震に影響を受けて発生した誘発地震とする説がある。

過去の三河地震
1686年10月3日（旧暦・貞享3年8月6日）に遠江と三河の沖合いでＭ6.5〜7。被害はこの2国におよんだ。遠江三河地震と呼ばれる。
1861年2月14日 文久西尾地震- M 6.0が発生。震源域は1945年三河地震と似ている

前兆
前震や余震の前後に三ヶ根山周辺（地震断層の直上）で夜空が発光するなどの宏観異常現象の報告（当時は灯火管制が敷かれており、人工の灯りである可能性は低いとされる）

前後の地震活動
1月7日頃から始まった前震活動は1月11日頃から活発化し、形原町や西浦町では有感地震5〜6回を含む前震（Ｍ5.9、5.2を含む）が発生。翌13日には一旦沈静化。
余震活動も非常に活発であり、近年余震が特に多かったといわれる新潟県中越地震を凌ぐ数の余震が観測された。