地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

ミカエルさん

あなたの理論がすばらしいから的中しているのではありません。

あなたが自分でストライクゾーンを勝手に拡げているため、どんな適当なボールを投げてもストライクが入ったように錯覚しているだけです。

例えば、こういう感じですね。
「私はめったにシャックリしない」
「たまに私がシャックリすることがあるが、これは、その後どこかで雨が降る前兆である」
「今シャックリしたから、この後どこかで雨が降るだろう」
「ほら、○△で雨が降った。予知は当たった。すごいだろ！！」
・・・このようなストライクゾーンを拡げた「予知理論」は絶対にハズレませんから、いつも的中する、といった錯覚に舞い上がる人がいるかもしれません。「シャックリ」だったら誰もまともに相手しないでしょうけれども、そこを「太陽の云々」という小難しい言葉に置き換えるだけで、スゴい、と騙される方も少なくないようですし。

ストライクゾーンをきちんと決めて、誰がどの方向から見てもストライク、と認められるような判定方法を使う、というのがきちんとした研究のあるべき姿です。

ところで彗星ですが、問題の近日点通過時刻「1月25日の19時25分」に彗星が太陽に何らかの与えたと主張するのであれば、

(1)具体的に「彗星が太陽にどのような物理的作用をしたのか」
(2)近日点通過時刻「1月25日の19時25分」に作用したその物理量に比べて、その１時間前、１日前、１週間前に与えた作用は、何割ほど少なかったのか

を示してみてください。もしそれができないのであれば、それは理論でも何でもなく、単なる思いつき/思い込みに過ぎない、ということです。