地震雲

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Re: 月の色

  • NO.98415
  • gnit◆aXr/5DVWQEdEmNGZiYzgyZT-PC
  • 2018年09月17日06:43
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> 地震との関連について物理的な考察ありましたら宜しく。

月が赤く見えるのも太陽が赤く見えるのも原理は全く同じ(明るさ/眩しさの前提が違うため、見た目の感覚は多少異なるが)

したがって、もし過去に仰角45〜70度の月が赤くなったことがあるとすれば、別の日の日中に同条件が再現した時には太陽も同様に赤くなったことがあるはずで、こちらは月で発生するよりも人目につきやすいため、月よりも多くの目撃報告が存在するはずだ

> 新潟県中越沖地震の前日でしょ♪

新潟県中越沖地震2007年7月16日の前日の月は、正中(南中)高度こそ78度だが、月齢が0.6だから見ることすらできない

> (簡単な説明になりますが)

以下に書いてくれたのは「説明」でなく、どこ(インターネット?)からか拾ってきたデタラメを理解共感なしに、右から左に再配信したに過ぎない

具体的には

> 地殻にプレッシャーがかかる等して岩石に亀裂が入ります。
> そこから電磁波やラドン等が放出されます。ラドン等放出物質自体が電荷を帯びたイオンであり、
> 帯電粒子として大気中に塵のようになってたまります。

貴殿は2行目から3行目への流れに「飛躍」と「違和感」を感じることなく、すんなり受け入れられちゃう、うっかりさん、だろうか?

もし2行目から3行目への流れが成立するなら、中学生でも思いつくような以下の疑問に対してそれなりの説明がつくはずだろう

・帯電粒子が「大気中にたまる」ためには、地下何千メートルの深さから大気まで到達する必要があるが、どんな経路で移送され、地表のどこから吹き出すのか?
・地震前兆段階の微小な亀裂程度ですら大気中に溜まるくらい大量の帯電粒子が放出されるなら、地震本番によって大規模な亀裂が発生した後はさらにその数千〜数万倍の帯電粒子が大気中に溜まるため、多くの地震発生後に「もっと赤い月や太陽」が目撃されてきた実績があるはずではないか?
・帯電粒子が増えたことを検出するのに、わざわざ月や太陽の色を使うよりも、測定装置で直接、定量的に検出する方が容易かつ確実ではないのか?(すでにe-PISCOという団体が大気イオン濃度検出に取り組んでいるが、その成果として実用性を伴う地震予知には使えないことが判ってきた)
・月を赤くする効果を出すには、大気中にどのくらいの濃度でたまる必要があるか?(放出される絶対量だったり、拡散されて薄まらないための気象条件だったり、どれくらいの範囲でその濃度になる必要があるかなど)

> つまり青い光のほうが赤い光より物質内での速さが遅いので、青い光のほうが赤い光より屈折率は大きくなります。
> 地上からの見た目では青い光は届きにくく、赤い光は届きやすいということになります。
> これが月が赤く見える理由になります。

月が赤く見える理由は「屈折」ではなく「レイリー散乱」

> 地震と関係なく(月の位置が地平線近くなどの条件も除外した場合に)大気中に水蒸気や塵が多いと赤く見えるのと同様の月の光の屈折(散乱)です。

上で述べたが屈折は関係ない
またレイリー散乱は物理的に別の現象だからカッコでくくるのも間違っている

今回の貴殿の文章の中で「大気中に水蒸気や塵が多いと赤く見える」は数少ない正しい記述であり、普段からこれらの条件で月や太陽の赤みは大きなブレ幅で変動している前提がある

仮に地震前兆が放出した塵が赤みを増すことがあったとしても、普段の大きなブレ幅の変動の中に埋没してしまって区別がつかないという問題をどうクリアするかが、この仮説が向き合うべきもう一つの課題でもある

〜〜〜

千葉県民です氏には、インターネット上に発信された情報を

・自分と同じ考えだから信じる
・自分が信じたい/欲しかった内容だから信じる
・分かりやすい言葉が並んでいるから信じる
・損得抜きの善意で発信してくれるから信じる
・内容が事実に基づくか、に無頓着
・話の辻褄はあうか、に無頓着

という姿勢で安易に受け入れるのは危険、という認識を持つことを強くおすすめしたい

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