地震雲

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Re^4: つばめ

  • NO.92033
  • Marble-Corridor◆sVlWzWwXK5zwlMTY1YzcxOG-PC
  • 2018年04月15日19:54
  • 編集・削除

> > > かなり前ですが
> > >
> > > ツバメが低い値を飛び回るときには震災に注意と
> > >
> > > 言われた記憶があります
> >
> > ツバメが低く飛び回ると雨になる・・・
> > の、間違いでは?
> 俺もそう思った。

===
「ツバメ」低く飛ぶ燕と雨と地震の関係
===
というタイトルのブログをググって参照されたい

スレ主marinco氏同様、このブログの筆者も地震前兆による地磁気の乱れが鳥の行動に影響を与えるのでは、というアイデアを紹介している

もし、地磁気の乱れが、コンパスの針がズレるほどの強さであれば、このアイデアは成立しうるだろう

ところが「地震前兆による地磁気の乱れを捕捉した可能性あり」とする過去の論文によると、それはいずれも測定限界ギリギリの極めて微弱なものでしかなく、人工的な電磁波が少ない人里遠く離れた場所で、特殊な機材を駆使して、かろうじて検出できたかどうか、というものだ

つまり、普段の我々の生活圏は、地震前兆による乱れよりも桁違いの高レベルの電磁波にまみれており、そんな環境でもなんの影響も受けずに暮らしてゆけるのがツバメという生物である前提を考慮に入れておく必要があるだろう

もう一方のことわざ「雨が降る前、ツバメは低く飛ぶ」についても鵜呑みにしないほうがいい

ネットで調べてみると「ツバメの餌となる虫の翅(羽・羽根)が湿気を吸って重くなり、低く飛ぶようになるから」という、もっともらしい説明がいくらでも出てくるし、中にはこれを科学的根拠であるかのごとく持ち上げる説明も見かけた

だが、オレがうさんくささを感じるのは、この説明の成立には
・「湿度」と「昆虫の翅の重さの変化」の関係
・「昆虫の翅の重さの変化」と「飛翔高度」の関係
の成立が欠かせない一方、その方面の専門家である昆虫学者なら簡単なはずの実験でこれらを裏付けた事例が見つからなかった点だ(簡単にググってみただけだから、見落としただけかもしれないが)

昆虫にまつわることわざには、過去に有名な事件がある

「カマキリが高い位置に卵を産みつけた年は豪雪になる」ということわざの検証に成功したとして、1997年に日経サイエンス創刊25周年記念論文賞の優秀賞まで受賞した研究事例があったが、その内容は、思い込みに誘導されたデタラメだったことが、後日昆虫学者からコテンパンに指摘されたというオチがあるので、興味を持たれた方は調べてみてほしい

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