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Re: 強震モニタ地表

  • NO.82554
  • 東京都下町田とか◆.A.KBhdBS9rQ0MzY5MGVjOD-PC
  • 2017年07月24日04:42
  • 編集・削除

> Pm8:44とpm8:47に強震モニタ地表の東京湾を中心とした周囲(いつも黄緑の点滅におおわれている地域)黄緑の点滅が消え一斉に青点滅になりました。以前1回だけその状況を見ましたが…あまり見ない点滅の仕方なので書き込みました。

匿名aさん、私の返信NO.82473に対して一部反対意見があり、混乱されているのではないかと思い、補足説明を追加します。
まず、強震動などについて下記のホームページに詳細な解説があります。

防災科学技術研究所(NIED)>地震観測網ポータル>解説ページ>強震動の基礎

この第7章に「常時微動の利用法」という項目があります。
詳細は、この解説ページを見て頂ければわかりますが、私が注目する点は次の二点です。
1)地震計は地震以外による大地の揺れも検出する。
2)常時微動によって地盤構造を推定することもできる。
つまり、地震計の波形は、単に地震の揺れを示すのみではなく、また、地盤構造の推定など、地震解析以外にも使われています。
要は、地震計の波形をどのように解析してどのような情報を引き出すかは工夫とアイデア次第ということです。

私が新強震モニターを見始めたのは、昨年(2016年)末頃からですので、まだ十分な経験があるとは言えませんが、地震の位置、規模、時期を何とかして予測したいという気持ちは、恐らく匿名aさんと同じと思います。

地震前兆情報として、地磁気等、電磁波等、気象現象等、様々なものがありますが、いずれも難点としては、外乱(ノイズ)の影響が大きく、これの除去にかなりの手間がかかるということが言えると思います。その点で私が着目したのが新強震モニターの内の最大変位(地表、地中)です。強震計は加速度センサーを用いていますので、変位を求めるには加速度センサーの出力に2回の積分を行う必要があります。つまり、この2回の積分によって結果的に短周期のノイズに対する平滑効果(ノイズを除去する効果)が期待できます。

そこで、この最大変位を過去半年あまり見て来たわけですが、そこで言えそうなことは、
1)最大変位の点灯が活発になると、目立った地震が後続することが多い。
2)黄色や赤色が点灯しても、必ずしもその地点が震源とはならず、100km程度離れた位置で発震することもある。
3)黄色や赤色が点灯しても、発震までに数ヶ月かかることがある。
4)発震規模は予想できない(但し半年の観察結果に限りますが)。

つまり、新強震モニター(最大変位)の観察によって、数ヶ月以内に100km以内程度の地域で目立った地震(おおよそM4以上)が起きそうなことは見当がつきますが、規模的にM4かM5かM6か等はわかりません。

これらは、定性的な考察結果ですが、なんとか定量的な考察が出来ないかと思い、今までの観察結果(と言っても単なる記憶のみですが)に基づいて振動源位置を推定する方法を考え、その結果を図示した次第です。
但し、この方法はいくつかの仮定に基づいたものですから、まだまだ実験レベルに過ぎませんし、振動源が必ず発震するか否かも未知数です。また地震予測の三要素である時期、規模は推定できません。

新強震モニターをいくら見ていても地震予測は不可能と断言される方が多いのですが、妥当と思える根拠を示された方は一人もいませんので、無駄な努力であったとしても、もう少し続けてみたいと考えています。

尚、私の投稿NO.82473に対して反対する意見もありますが、
1)考え方の基本部分において事実誤認がある。
2)立証なしに反対意見の結論を導いている。
などの点から、反論の必要は特にないと思います。

なお、「振動源」については前記解説ページに記載がありますし、「振動源位置」についても日本語の通常の解釈に従えば十分であって、特別に科学技術用語として定義を必要とするほどの問題でもありません。

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