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Re: 大地震と豪雨の関係

  • NO.82163
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  • 2017年07月16日13:26
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> もし火山性ガスが
> 飛行機雲の原理に近いなら

ひらめきは悪くないが、原理は全く違うし、飛行機雲が成長して雨雲になることもないから、その前提は成立しない(ことのついでに「ヨウ化銀 人工降雨」というキーワードで調べて、その原理が理解できれば、今回、貴殿がひらめいたモヤモヤがスッキリ整理/解決できるだろう)

また、貴殿が紹介してくれた
https://www.jal.co.jp/entertainment/knowledge/agora54.html

は文章が長い割に、飛行機雲の発生原理を語る上で欠かせない2つのキーワード
・過飽和
・凝結核
が登場せず、核心に触れられていないから、「飛行機雲 過飽和 凝結核」のキーワードで調べて、発生のメカニズムを正しく理解した方がいい

> そもそもカルデラなんて
> マグマに向かって
> 雨水を注ぐ漏斗のようなもの

いまさら改めて言われるまでもなく、そのメカニズムの恩恵として、我々は「温泉」という観光資源を楽しませてもらっている(地下に浸み込んだ雨水が地熱によって暖められて再び地表に湧き出す、という仕組みは、カルデラや活火山周辺だけに限らないが)

> 科学って
> 人間が作り上げた物で
> 自然が
> 宇宙が
> 必然が作り上げた物ではありません

これは、この掲示板に度々出現する「自分の無知を武器として振り回す人」に共通する、科学に対する典型的な誤解だ

科学とは、自然や宇宙で起きる出来事を理解しようとする、終わりのない【取り組み】を指す言葉であって、貴殿が表現してくれた「人間が作り上げた物」といった【成果】を指す言葉ではない

取り組みとは、丁寧な観察や検証によって「ここまでは解明済だが、そこから先は未解明」という境界線を引きなおす行為のことだ

研究者が丁寧な観察/検証に基づいて「解明済」の範囲が少しずつ拡がるように境界線を引き直す努力をしてきたのであり、これを幾世代も繰り返してきたのが科学の歴史だ

「自分の無知を武器として振り回す人」に共通する問題行為の本質は、既知の境界線が「どんな経緯」で「今どこに引かれている」かを一切確認せず、自分の思いつきだけで、勝手な場所に境界線を引いてしまう点にある

カト氏が「個人的仮説」として書いてくれた中からキーワードを抽出してみよう

・火山ガス(火山性ガス)
・水分の引き寄せ
・気流
・雨雲の形成、豪雨
・雨雲の移動
・活断層
・大気中への湧き上がり
・地中の活動の移動
・気圧
・気温

これらをつなぎ合わせて「仮説」を立てるためには

・それぞれの用語の意味
・その周辺の解明済/未解明の境界線は、今どうなっているか

について、最低限の知識を持つことが前提であり、

> 無論
> 科学を無視するつもりはなく

という言葉が指し示す具体的な内容とは、まさにこのことだ

ここで、もうひとつ忘れてならない科学の特徴も紹介しておく

それは「過去の成果の中に誤りが見つかれば正す」という仕組みがあることで、前進を続けていた解明済/未解明の境界線が、ときには新たな発見によって後退する場合だってある(ただしそうやって覆せるのは、過去の成果が導かれた時よりもいっそう丁寧な観察/検証をした場合に限られる)

> 無用なら聞き流してください

仮説を発信したいなら、受信側にそんなリクエストをする前に、発信者側がすべきことをきちんと済ませてからにしとけ、って話

これらをないがしろにした、今回のような乱暴なツギハギが「仮説」として通用するのは、いわば「1+1=2とは限らず、0や3の可能性だってある」みたいな「なんでもあり」がまかり通る混沌の世界だけであり、そこからなんらかの成果が生まれる期待はゼロだ

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