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Re: 今朝の地震と串田氏の地震予知との関係

  • NO.81565
  • 東京都下町田とか◆.A.KBhdBS9rQjNGQ2ODY3MG-PC
  • 2017年06月27日17:13
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> 遠からず本震が来るのでしょうか。串田氏は6月24日のレポートで7月5〜8日の発生を予測しています。

→ 本震が来るかどうかはわかりませんが、熊本地震以降、この中部〜琵琶湖〜若狭湾付近の新強震モニタ(最大変位)の振れが大きくなっていることと、福島群発地域と熊本群発地域を結んだライン上での発震が目立つ印象があり、その震源が徐々に西方へ移動して来ていることから、今回の長野県南部の地震よりも西方での発震を懸念しています。

> 串田氏が予知しいてる地震が、本当は、例えば南海トラフに関わる大地震の予兆で、それの間接的な影響としての地上の地殻変動をFM波のノイズとして捉え、中部・近畿東部を発生域として予測しているという可能性はないのでしょうか。時々そんな風に思います。

→ 「南海トラフ〜中部・近畿東部を発生域として予測している」ということは無いのではないかと思います。
VHF帯の電波(例:FM放送波)は、通常の電離層では反射されずに通り抜けてしまうため、遠方へは届きませんが、太陽の黒点活動に伴って放出される太陽風が地球に到達するとスポラディックE層(通常Eスポ)と言われる電離層が形成されることがあります。このEスポはVHF帯の電波を反射する性質がありますので、FM放送波が遠方へ届くことになります。
地震の発生前にもこのEスポに似た電離層が震源上空に一時的に形成されてFM放送波が遠方まで届くことがあるようです。従って、送信地と受信地の位置関係から、どこにEスポ状の電離層が形成されているかの推定が可能になり、すなわちこの電離層の真下に震源があるのではないかという予想が可能になります。このような点から、ご指摘の「南海トラフ〜中部・近畿東部を発生域として予測している」ということは無いのではないかと思います。
串田さんの他にも札幌の森谷先生(元北大)が串田さんに近い考え方で観測を続けておられます((私設)札幌電波地震学観測所)。
海域震源の場合に同様な現象が生じるかの点はわかりませんが、月光天文台の函南観測所ではグアムのFM放送波を継続的に受信しているそうです。ただ残念なことに、公開されているグラフでは、グアムの放送波はスケールアウトしているためか、表示されていないようです。
串田さんの中部域の地震予測は、何度も延期されており、そのために一部で評判が悪いようですが、一般論として予兆が発生したから必ず発震するとは限らないと思いますし、この中部域は他の地域と異なる特性(想像としては、地盤がよほど硬い?)があるのかもしれません。
私も串田さんの予測には非常に関心を持っており、他の方法により、この予測を補強できないか模索しています。

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