地震雲

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Re: 熊本住みです

  • NO.78863
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  • 2017年04月09日11:09
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> 晴れた日でも夜になると、
> 壁の結露が酷く、昼間風通しを良くしても、カビが生えるほどになりました。
> その頃はなぜなのかは、解らなかったんですが、

大変失礼ではあるが、今でもまだ理解が不充分のように見受けた

結露とは「固体の表面で水が気体(=目に見えない水蒸気)から液体(=水滴)に相変化する現象」であり、その発生条件は、

1) 問題の固体付近の空気に含まれる水分量(が多い)
2) 問題の固体の表面温度(が低い)

の2要因のみ

「風通しの良さ」とは、これら2要因を改善するヒントに過ぎず、家庭ごとに異なる1)2)に分解したそれぞれの原因をよく見極めないと、効果は出ない

例えば、古い建物の場合、断熱性能が不足しているため、いくら昼間「風通しを良く」しても、「晴れた日の夜」なら、すぐに2)の条件が満たされてしまう(晴れた冬の夜、屋内の壁や床に手のひらを当ててみて、室温よりずっと冷たく感じるケース)

> 熊本地震のときも、似たような現象になりました。

遠州地域で、遠く離れた
・東北地方太平洋沖地震
・熊本地震
の直前でのみ発生した現象であり、例年の冬には発生しなかった、ということだろうか?

> 思うに、地震前は地下水脈が動くようですね。

その可能性は十分考えられる

熊本地震直前の2016年4月2日に放送された
=====
ブラタモリ#35
水の国・熊本 “火の国”熊本は“水の国”?
=====
を見ていたが、この中で
==(NHK番組案内より)==
熊本の豊富な地下水は、「火の山」阿蘇がもたらしたもの。住宅街で ... 井戸から水が噴き出す秘密は、“2階建て”の地下水にあった?
==============
という、熊本特有の地下水脈の構造がかなり詳しく紹介された

地下水脈が存在する条件は、不透水層が存在することで、水が逃げてしまわないこと

つまり、地震の前段階で不透水層にヒビが入って水が逃げてしまえば、我々は、井戸や池が干上がったり、逆に水位が増すなどの前兆現象として目の当たりにする、という理屈

ただし、この程度の変化では、結露の有無を左右するほどの湿度変化にはならない(ゼロではないが、気象要因による変動幅の方がスケールが大きいため、その中に埋没してしまうくらい軽微、という意味)

> 規模が大きいほど、このような現象が現れる様に思います。

地震前兆によって井戸や池の水位変化が起きる地域は、その理屈から導かれるとおり、震源が地下水脈付近にある場合に限られるだろう

遠州地域の水脈が、遠く離れた
・東北地方太平洋沖地震
・熊本地震
の前段階レベルの微弱な「何か」によって変化する、との仮説を成立させるためには、超えなければならい理屈の壁がいくつもありそうだ

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