地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

> 周りに言っても変人扱いされたので・・(泣)

変人ではないから心配いらない

> 私・・考え過ぎなんだろうか・・

正反対だ

・調べが足りなすぎ
・考えが足りなすぎ

という隙間があったのが第一の原因

そのポッカリ空いたその隙間自体は誰にでもあるものだが、人一倍「地震に対する漠然とした不安」に悩む人の場合は、ウッカリ油断すると、怪しげな都市伝説がその隙間に入り込む

これが
第二の原因

スレ主の懸念点を整理すると
1)微震が存在したか、気のせいか
2)気になる雲は、地震雲か普通の雲か
の２点だろうか

＊＊＊

1)微震が存在したか、気のせいか

微震を感じた後、地震情報に上がってこない理由は、気象庁が使っている地震計の設置網のうち、揺れ幅が「有感地震＝震度１以上」の地点がひとつもなかったためで、その網の目から漏れた場所では震度１以上の有感地震となった可能性もある

・それが気のせいにすぎないか
・実際に揺れていたのか

を知りたければ、Hi-net高感度地震観測網 連続波形画像の公開ページで、最寄りの観測点の当該の日時の波形を確認してみることをお勧めする（強震モニタの観測地点の高感度の地震波形なので、その点灯状況が気になって正体を知りたい場合も同様）

実際には存在しなかった揺れを感じていた、ということがわかれば、次にすべきことは、以下の可能性を疑うことだ

https://goo.gl/7985xU

＊＊＊

2)気になる雲は、地震雲か普通の雲か

スレ主のように、普通の雲、のバリエーションがもともとどれだけ豊富にあるか、を学ぶ機会に恵まれなかった人は世間一般では大半だが、妙な都市伝説を鵜呑みにしまう危険がある

世の中には雲の正しい知識体系を整理した雲の図鑑
https://goo.gl/Y5gIFc

が存在するので、こういった資料を手元にひとつ用意しておくのがオススメだ

雲の図鑑の中には、スレ主氏が「地震雲」と思い込んでいる雲の多くが、もともとすでに「地震雲ではない雲」として収録されていたことにきっと驚くだろう

地震雲を肯定的に扱う人達はこんな図鑑を一度も見たことがないし、雲についてちっとも詳しくない、という歪んだ現実に冷静に向き合える良いきっかけになるはずだ

例えば「雲のカタログ 空がわかる全種分類図鑑」(村井昭夫/鵜山義晃　共著,写真)
amazonの以下ページで「商品の説明」や「カスタマレビュー」や「なか見！検索」に軽く目を通してみるだけでも充分だ
https://www.amazon.co.jp/dp/4794218230