地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

気象庁がアメダスの「降水量」「風向・風速」「気温」などの1時間平均値をリアルタイムでデータ開示しているのはご存知だろう
https://goo.gl/i8zLw8

これを眺めて予測できる可能性があるのは「現在のこれらの値は、これから上がるか／下がるか」のみであって

・数時間後、これらの値がどうなっているか
・次に荒れるのはいつ／どこか

といった、しばらく先を予測することはできない
強震モニタにもこれと全く同じことがいえる

別の視点からアプローチしてみよう

過去に、強震モニタが大地震の予測に貢献したり、予測には至らずとも後から見直せば事後の大地震の予兆を示していた事例がどれだけあったのだろうか？

このサービスがいつ始まったか知らないが、少なくとも、山崩れや地滑りが多発して死者・行方不明者23人を出した2008年6月14日の「岩手・宮城内陸地震」Mj7.2（Mw 7.0）最大震度6強の頃はすでに稼働しており、その後わずか８年に、日本で発生した30回以上にものぼる大地震（※）のうち、強震モニタにその兆候が現れた地震はいくつあっただろうか？

※仮に、Wikipediaが独自に設定した以下の基準でカウントした場合
「日本（排他的経済水域を含む）を震源とする地震でマグニチュード7.0以上、または日本国内で最大震度6弱以上、または死者・行方不明者1人以上のいずれか1つ以上に該当する」
https://goo.gl/mzSwIp