地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

> どちらにしろ地球上の文明を滅ぼしてきたのは君の言うその科学かもしれない！

科学を否定的に捉えるセリフの代表例は

「科学を口にする者は科学が万能と思い上がっている」

「現代の科学の常識は、最初は非科学と笑われた」

「科学は多くの悲劇をもたらした」

「科学が及ばない未解明領域はまだ多く残っている」

などだろうか

その見解には正しい側面もあるが、科学とは何か、という基本的な認識のズレを原因とした誤解であることも少なくない

科学とは「現状よりさらに真実に近づけるよう、より良い方法を探る」という姿勢をしめす概念でしかなく、決まった形もゴールもない

人類は、何世代にもわたる試行錯誤を経て

・仮説の検証時に思い込みを除去する手法
・データの傾向の有無を判定する手法

の誤りを見つけてはそれを正す、という丁寧で根気のいる淘汰と改良を繰り返しながら少しずつ改善を蓄積してきた

オレが「デタラメ」と切って捨てる対象が、「その結論」であると誤解されることが多いがそうではない

一連の思考活動の中に、

・人類が蓄積してきた知見の無視
・誤りを正すプロセスの不在

といった欠陥が垣間見え、その改善なしにその先はない、というのがオレの指摘だ

> プロセツ云々より俺はシャーマンの言葉に耳を傾ける。

占い、という別ジャンルであることを承知の上ならば、そういうチョイスをするのは人それぞれの勝手であり、全く問題ない

> もちろん俺は近代科学は素晴らしいと思ってるよ。だけど精神世界と別物だとは思わない。

もちろん、テーマによっては両者が重なり合うこともあるだろう

ところが「地震前兆現象」と「その後の地震発生」との間に人は介在していない

従って、このテーマの場合、精神世界を排除することが真実への近道となる