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知っておくべきは真実
> こんな時間に飛行機は飛んでないのも知っていて。
この掲示板利用者には「夜間や早朝は、国内線のほとんどの離発着がないから、飛行機は飛んでない(し、飛行機雲も出ない)」と勘違いする者が少なくない
ところが、夜間や早朝でも、我々の気付かないくらい高い高度をアジア諸国と北米大陸を結ぶ国際便(旅客/貨物)が、日本全国くまなく頻繁に飛び交っている
> 信じたくはないけど8月19日までに極が入れ替わるポールなんてことないよね
おそらく「ポールシフト」のことを言ってるはずだが、この際だから中途半端な聞きかじりで済ませてしわまず、何の話なのか、正しい知識を持っておくといい
そもそも全く異なる2つの現象に同じポールシフトという言葉が与えられているから、その違いの整理からだ
1)地軸(地球の回転軸)の移動
2)磁極と地磁気極(磁石が指す北)の移動
インターネットにバラまかれたクズ記事でも2つがごちゃ混ぜされているため注意が必要だ
それぞれ、実際どの程度移動したか、現状を確認してみよう
1)地軸(地球の回転軸)の移動
https://goo.gl/qPxJSZ
にある通り、年に10cmというわずかな移動でしかない
仮に、この記事が書かれた後、匿名氏が懸念する巨大規模の地軸の移動が始まったと仮定してみよう
・毎日の新聞に載っている日出/日没/月出/月没の時刻と方位角が大幅にズレる
・人工衛星(特に気象衛星や通信衛星などの静止衛星とGPS衛星)が全く使えなくなり、オリンピック中継どころではない
・7月7〜9日のJAXAの大西さんの打ち上げ〜ドッキング成功はありえない
といった、人類が産業革命以降経験したことのない深刻な問題として世界のトップニュースになっているはずだ
したがって、ゴミネタ系のwebサイトが喧伝しているような地軸(地球の回転軸)の移動は、まだ始まりすらしていないと結論づけられる
2)磁極と地磁気極(磁石が指す北)の移動
https://goo.gl/3O7rTM
にある通り、ここ最近10年間で磁北極は530km、地磁気北極は69km、上で示した地軸の移動とは桁違いの大きな移動をしている
これによる我々の生活への影響としては、方位磁石が指し示す北の向きが10年間で0.1〜0.5度程度西向きに変化したことが挙げられる
1)2)のいずれにせよ、匿名氏のいう
> 光とか空がとか電波ノイズとかつい関連してしまうような現象
とは全く無縁の状況にある
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