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Re: 岐阜愛知 震度4

  • NO.50284
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  • 2015年03月05日20:01
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>>50262 ゲロゲーロさん
>>50267 せんだいさぶろうさん
>>50282 同意さん

「電磁波」というキーワードを持ち込めば、不思議な現象の大半はめでたく解決する、という幻想に騙される人は少なくありません。そういった偽科学の餌食にならないために「電磁波」というキーワードを目にした際、眉にツバをつけて見極めるべきポイントとして、次の2つがあります。

ひとつめ。
【前提】電磁波はエネルギーの放射現象であり、字の通り「波」ですので、その波に長短があります。「電磁波」を波長の長いものから順に並べると、呼び名は
「電波」
「赤外線」
「可視光線」
「紫外線」
「X線」
「ガンマ線」
へと変化します。いずれも我々の日常生活でよく見聞きするものですが、その用途が全く違うため、互いに全く別々の物と思われる方も少なくないかも知れませんが、これらの違いは波長だけでしかなく、全ては「電磁波」という共通のくくりに含まれます。なお、波長が最長である「電波」の場合、その中でさらに帯域ごとに特性が異なりますので、どんな帯域の電波か、についても気にしておく必要があります。

【結論】「電磁波」というキーワードを振り回してあやしげなことを言いふらす人がいても、その帯域にまで言及してなければ、この人は判らずに言ってるだけか、と聞き流すのが吉です。

ふたつめ。
【前提】ある一点から放射されたエネルギーを受け取る量は、発生源からの距離に応じて「逆2乗の法則」に従って増減します。発生源からの距離が2倍になれば受け取るエネルギーは1/4、3倍になれば1/9に減りますし、距離が半分になれば4倍、1/3になれば9倍に増えるという意味です。電磁波の影響を紹介するインチキ実験では、発生源の至近距離に置いた物体への影響を示してみせるのがお約束ですが、発生源から実際の距離まで離しても影響可能な強度で放射されているのか、という点を意識することが大切です。

また、ラジオや携帯電話の電波が、ちょっとした地下やトンネルに入るとすぐに届かなくなる(ことを予防するアンテナが地下やトンネル内に設置されている場合を除く)からも判る通り、ほとんどの波長の電磁波は、数m〜数十mも潜れば岩盤によって吸収されてしまい、全く到達しなくなってしまいます。

何十kmという深さの震源地で発生した電磁波が我々の生活圏内まで到達する、という仮説が成立するためには、

・その電磁波はどうやって地表まで到達したのか

・地表に到達した時、すなわち減衰後に「ある強度」だったということは、岩盤の吸収による減衰から逆算して、震源地ではどんな強度で放出される必要があるか

などについて、矛盾のない説明が必要となります。

【結論】「電磁波」というキーワードを振り回してあやしげなことを言いふらす人がいても、その強度について言及していなければ、この人は判らずに言ってるだけか、と聞き流すのが吉です。

はなさんの当初の見解
===
震度4でも電磁波は出ます。
直前にパソコンや携帯が繋がりにくくなったりはするでしょう。
===
が成立するかどうかを検討するなら、たとえば
1)「パソコンや携帯が繋がりにくくなる」現象に必要な電磁波の《帯域》と《強度》はどんなものか
2) 震度4の地震の直前に、我々の生活圏まで到達できる電磁波の《帯域》と《強度》はどんなものか
3) 2)と1)を比較すると、どの程度の実現性があるか
などを想定してみる、という順序になります。

つまり、

> 電磁波を一緒ごたにして

いるのは、はなさん側である、というのがBright-Doorの指摘の趣旨です。

また、

> してからの統計云々はどうかと思うが。

とのご指摘ですが、電磁波の話と統計の話は互いに独立した話であり、両者の間に全く関連はありません。
なぜ2つのテーマをそのように結びつけるのでしょうか?

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