地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

東海大学の柴正博講師のDino. Club というHPの「地震はどこで起こっている？」のページに、深度0〜20km、20〜50km、50〜300km、300〜681km(最深)の4層それぞれの日本周辺の地震分布の特徴が震央のプロット図で示されています。

http:スラスラwww.dino.or.jp/shiba/eqdist.html

それを見ると、小笠原諸島の南から伊勢湾、若狭湾を通り日本海の大和堆付近で終わる西に傾斜した分布が認められます。
若狭湾の地下360kmはちょうどこの傾斜面にあたるようで、ここは深い部分の太平洋プレート上面なのでは。

地震波が太平洋プレートを伝わって遠くの地域で揺れを観測する一方、震源と真上のユーラシアプレートは接触していないため、間のマントル部分で地震波が減衰するのではないかと考えられます。