地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

> この夏、セミの鳴き声聞こえません

・セミの最盛期にはまだ早い
・暑過ぎるとセミは鳴かない

これらを考慮する必要もあるだろう

> セミと地震の関係は昔から指摘されてるし

それは初耳
出典をご紹介いただけるようならありがたい

> 言い伝えはオカルトではなく統計学だからね

そう言えるのは、それが

・充分な淘汰を経た経験則
なのか
・ただの迷信
なのか

を見極めた後の話

言い伝えだから、だけで鵜呑みにするのは思考停止

> www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=254524

なかなか興味深いソース情報の提供ありがとう

この分野では、

「過去○○という珍現象が発生した後、大地震が発生した」

という実績をもって、○○現象を地震前兆扱いしてしまう拙速な関連付けをよくみかける

それを改め、

「過去の大地震前の○○現象の発生状況」
「それ以外の平常時の○○現象の発生状況」

の有意差を確認する、という正しい手法に切り替えない限り、地震前兆の探求は今後何十年経っても最初の一歩すら踏み出せない状況のままだろう

> 言い伝えはオカルトではなく統計学だからね

と言えることにもなる

同じ「言い伝え」でも

観天望気の言い伝えは人の一生の中で何度も発生することで淘汰の機会に恵まれるため、ほぼ統計的処理を経たに等しい

一方、震災クラスの地震に関する言い伝えは、人の一生の中で多くても数回しかなく淘汰の機会がないため統計的概念には遠く及ばない

その非対称性を理解しておくことが欠かせない

> 余のあつさに羽化ずれかも。。。
> あとは地中でいきたえたか

まだ解明の途上であり見解にばらつきがあるようだが、セミの幼虫期間はおおよそ以下のようなことらしい

ミンミンゼミ２〜４年
ツクツクボウシ１〜２年（主に２年）
アブラゼミ２〜４年
クマゼミ２〜５年
ニイニイゼミ４〜５年（主に４年）
http//sanganshimizu.o.oo7.jp/sizen/kanrinin/040810semi-tutinonaka.htm

また、期間の長短は、栄養の摂取状況によって左右されるらしい

だからもし、実際に今年セミの数が少なかった場合、その条件として想定すべきは、直近数週間の条件の他にも、

・セミの卵が産み付けられた数が、例年より少ない年だった
・直近数年の木の根の栄養条件が悪かった

など、過去何年も遡って想定する必要があるだろう