地震雲

「地震の前兆現象」の目撃情報をお寄せ下さい

スレッド NO.82567

2

Re: 強震モニタ地表

  • NO.82567
  • Dark-Window◆zTctg3ZRlkMI1NmVjODMwNT-iPhone
  • 2017年07月24日23:31
  • 編集・削除

> 強震モニタの活発さを見て予測する事も危険とはどのような意味合いのものなのか…すみません、私にはわからないのですが…

昨日の長文の回答では、強震モニタが先の予測には全く使えない理由の説明だけで終わってしまい、その考え方がなぜ危険なのか、に触れていなかったので、先にそちらを補足しておく

貴殿とは、過去に>>81670のスレッドで議論したことがある

貴殿はそこに挙げた10項目をほぼクリアできているとのことだから、得体の知れない漠然とした不安はなくて、むしろ来るなら来い、くらいの覚悟はできているはずだ

ところが、中にはネットのクソ情報に振り回されては杞憂に耽る自分のことを「意識が高い」とか「地震について調べている」と勘違い/過大評価してしまい、ネットの掲示板に

「お互い気をつけていきましょう。」
「地震に備えておく心構えをしておきましょう!」
「今一度気を引き締めてしばらくは警戒していこうと思います。」

みたいな寝言を書き込む自分に自己満足できてしまう者がいる

自己満足できてしまったためそこで解決してしまい、上に挙げた10項目のような肝心の対策にたどり着けていないことが、とても危険だ

もうひとつの危険は、何の根拠もなくでっち上げられた「いつ頃、どの地域が危険」といった警告まがいの情報発信が、その地域の観光産業に風評被害をもたらすことだ

・・・とコメントしたところ「人命よりも、観光産業を優先するのか」と批判を頂戴したことがあるが、オレに言わせれば「その地域に根を下ろして暮らす方の日々の糧よりもインチキ学者のデタラメを優先するのか」ということだ

> Darkさんの中でのこれは前兆と少しでも思われる事象はどの様な事象なのでしょうか?

オレはまだそれに巡り会えたことがない

地震前兆や地震雲について肯定的な人たちが、その存在を肯定できる材料を示してくれることを期待しつつ何年も待ち続けているが、残念なことに、何年経ってもその材料が示されたことは一度もない
むしろ逆に、示されるのは、使ってはいけない材料や手法といった不適切なアプローチばかり、という困った状況だ

また、こんな別の視点から考えることもできるだろう

「両手で割り箸の端を掴んでゆっくり力を加えて曲げてゆき、真っ二つに折るプロセス」

を順に追ってみると、およそこんな感じだ

1) 歪みが溜まってゆく(応力が高まる)
2) 歪みに耐えられない部分からヒビ割れが始まる(=直接的な前兆)
3) 破断に至る

この順序はそっくりそのまま地震に置き換え可能

目の前の割り箸なら、直接ヒビ割れが見えるため「まもなく破断に至る」と予測できるが、地震の場合は地下何千メートルの地殻の中の出来事で直接見えないため、「直接的な前兆」が発生させたナニモノかを捉えることによって間接的に捉えることになる

これは目隠しして割り箸を折る場合に相当するだろう

その場合

・音(=音波の発生。岩石の場合はさらに電磁波も出る)
・匂い(=封じ込められていた化学物質の放出)

をキャッチできたら、それらの原因はヒビ割れにあるのでは?と推測できることになる(確定ではない)

これらの音や匂いは「二次的な前兆」と呼べるだろうか

世間では、地震前兆として、電気製品の異常動作や生物の行動、地震雲などがノミネートされているのはご承知の通りだが、これらは、上に述べた「二次的な前兆」によって引き起こされた「三次的な前兆」を検出していることになる

つまり我々は「三次的な前兆」をキャッチすることで「直接的な前兆」を推測することに挑戦しているともいえる

現実にはありえないが、話を進めるためのたとえとして「割り箸が割れる前のヒビ割れから放出される化学物質XXXには、我々を酔わせる成分が含まれる」と仮定してみる

我々が酔って異常行動をした(三次的な前兆)原因を、割り箸から放出されたXXX(二次的な前兆)にあるとし、そこから割り箸が割れる前兆を予測するという理屈だが、このように物事を分解/整理して考えると、伝言ゲ−ムの最後で検出するような回りくどい検出方法だとわかる

三次的な前兆で検出するよりは、震源付近で始まった岩盤のヒビ割れから放出された二次的な前兆である電磁波や化学物質を直接測定して検出する方がはるかに容易で確実なはずなのに、その実績が全くない

この現実をどう解釈すべきだろうか

Darkさん、今晩は。質問のお答えは頂けないかなぁと思っていましたがご丁寧なお答えを頂き嬉しく思っています。有難うございましたm(__)m今回のお話での地震が起こるまでの過程を割り箸に例え教えて頂きとても分かり易く読ませて頂きました。私達が捉えている前兆は三次的現象であるとのお話すごくためになりました。二次的現象である音に関しての事ですが茨城が揺れる時に(何回かに1回という少ない回数ですが)必ず南西の方角からなのですが大型のダンプカーが凄い勢いで近づいて来る様な音(ゴォォォォ〜)が聞こえ間近まで来て揺れるという事がありました。時間にすると数秒で身構えるのが精一杯です。Darkが仰る二次的現象の音、匂いの感知等の研究をされている学者の方はいらっしゃらないのでしょうか? もしそれが出来ていたらスロースリップの期間があった東日本大震災で助かる大切な命もあったのではと思います。音、匂い…これから出来る事から少しずつ調べてみようと思い始めました。Darkさんのコメントから色々な題材の提示を頂き学ぶきっかけとなっています。地震、前兆に関してまだまだ引き出しが少なくちゃんとしたお返事が出来ない事、すみません。返信して頂きどうも有難うございましたm(__)m追記:備蓄、避難経路等と万全に近いくらいの準備はしていますがとてもビビりなもので地震に関してはいつでも来い!…という気持ちにはとてもなれません(^^; 平穏無事に過ごせる事をいつも願って暮らしています。

ツリー表示

スレッドに投稿された記事をツリー表示しています

  1. NO.82567 Re: 強震モニタ地表 Dark-Window◆zTctg3ZRlkMI07/24 23:31
    1. └NO.82588 匿名a07/25 22:46

今日の前兆報告数

こちらのフォームから地震雲や、地震の前兆現象の報告をすることできます。地震前兆の調査として、毎日の報告数の増減を記録しておりますのでご協力よろしくお願い致します。

東日本

西日本