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スレッド NO.81506

Re: 昭和長野県西部地震と同じ地域

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  • 2017年06月25日18:29
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地震前兆 No.81506

> 追記:長野県西部地震 余震記録
>
> 1984年09月14日03:48 M6.8 震度4 長野県南部
> 1984年09月14日08:57 M5.1 震度3 長野県南部
> 1984年09月14日12:49 M5.2 震度3 長野県南部
> 1984年09月15日07:14 M6.2 震度3 長野県南部
> 1984年09月15日07:39 M5.6 震度3 長野県南部
> 1984年09月15日09:05 M5.2 震度3 長野県南部
> 1984年10月03日09:12 M5.4 震度3 長野県南部

情報発信してくれるのはありがたいことだが、何度も繰り返しお願いしてきた通り、誤った要約や不正確な情報発信は、世間に誤った知識を拡散し、偏った方向に誘導することになってしまう

すでにいっぱしの常連さんとなった福岡市内在住の人氏に尋ねたいが、貴殿はその害悪について理解できているだろうか

情報発信がしたいならよく調べよく考えてからにするか、あるいはそのスキルがないなら遠慮されてはいかがだろうか

「長野県西部地震 余震記録」として挙げてくれた7つの地震は、長野県西部地震の活発な余震活動のうち「規模」と「期間」の二要素について、貴殿が気まぐれに設定した枠内に含まれるものだけ拾ってくれたようだ

気まぐれに枠を設定すること自体は構わないが、どんな枠を設定したかの情報を添えてくれなかったため、このリストは実態とは異なる解釈で拡散してしまう

では、1984年の長野県西部地震の余震活動の正しい姿とはどんなものだっただろうか?

貼り付けた図をご覧いただきたい

1984年の長野県西部地震の震源(東経137度33.4分/北緯35度49.5分)を中心として経度/緯度共に+/-0.15度ずつ振った
東経137.41〜137.71度/北緯35.68〜35.98度
の矩形領域内の1974年から現在までのN-T図だ(横軸:日付、縦軸:マグニチュード0以上の地震の発生回数の累積)

このN-T図と地震のリストを突き合わせてみれば、以下のようなことが読み取れる:
1)1984年の長野県西部地震の余震活動は3年以上経過しても終息しなかった
2)1988年1月14日に深さ約44kmで発生したM3.1の小さな地震を境として、余震活動とは異なる、この地域の新たな地震活動が始まった
3)それは終息することなく、さらに1993年3月下旬〜4月を境に新たな活発な地震活動が始まり、そのまま現在に至る
(時代が進むにつれ観測機器が新しくなり、従来拾えなかった地震を拾うようになった変化を含んでいるはずなので、それを差し引く必要はある)

要約すると、1984年の長野県西部地震の余震活動は収まることがなく、さらに1994年からは「通常時が地震活動が活発な状態」といえる状況に転じた、ということになる


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