地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

> 来そうで気になります。

もし仮に「来る」とわかった場合、自分（の家族）はどんな防災対策を発動するか、事前の具体的な計画は万全だろうか？

地震に対する防災対策は、そのレベル（負担）のメリハリに応じた二階層の構造となっているが、その準備は済んでいるだろうか？

■下の階層
【24時間365日いつでもどこでも突然起きる可能性に向けた警戒／対策】
日常生活に負担のかからないレベルであり、地震予知や地震予測の有無に関わらず実践する対策の発動
例）住居の耐震診断／工事、家具の固定、防災グッズ／食品の装備、NTT伝言サービスの使い方の確認、がけ崩れや津波の懸念のある場所からの転居、など
さらにその他にも「東京防災」というガイドブック
https://goo.gl/CvKbm7
プロローグ ＞ 表紙・目次・今やろうマーク
のP12/13には「今やろう10の防災アクション」として、平常時に済ませておいたり、常時継続すべき防災対策が紹介されている

■上の階層
【今後数日、自分の住む地域が震災に遭う可能性が高まった時だけの、限定的な対策の発動】
ここ一番の時しか発動できない、日常生活に不便を来す「積み増し」レベル
例）外出/通勤/通学の中止、遠方への避難、宅内でなくテントや車内で寝る、など

普段から抜かりなく「■下の階層」部分を実践している者が、「■上の階層」部分をさらに積み増して発動するかを判断する材料になるのが、地震予知や地震予測だ

この掲示板を見ていると、あやしげな予知／予測まがいのネタに

「用心してください／用心します」
「警戒してください／警戒します」
「注意してください／注意しておきます」

などの言葉を添える人たちをよく見かけるが、それが口先の掛け声だけで、中身が何もなかったり、思いつくのがせいぜい「■下の階層」どまりでしかないとすれば、地震予知や地震予測が本来の役に立っていないことになる

予知／予想／前兆情報のない平常時に「■下の階層」をきちんと済ませておけば、得体の知れない恐怖心の大半は解消するはずだ（もちろん、諸事情あってやりたくともできないケースもあるだろうが、やるべきことを知らないからやりたいと気づけないのとでは、意味が違う）