地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

> ところが
> なんだなあ
> 予知じゃないけど前兆の可能性
>
> 強震モニタ(地中設定)震源地付近 黄色
> 6/17
> 15:27 群馬県南部 震度5弱 M4.7
> の25日前

もちろん、ある被害地震が発生した後、その震源付近に注目して、地震計の記録を丹念に調べ上げれば、その前震の可能性のある地震が見つかる可能性は、かなりあるだろう

ただしここで留意いただきたいのは２点

ひとつめは
「被害地震が発生した後」
だからこそ、そこに注目したからこそ
「丹念な調べ上げ」
が可能となる、という順序

ふたつめは
その調べ上げに使う材料は「複数箇所の地震計に記録された波形データ」であり、使う道具は「それを解析するコンピュータ」であること

まかり間違っても、
使う材料は「複数箇所の地震計に記録された波形データ」から大量の情報を削ぎ落とした「強震モニタの点灯状況」などではないし
使う道具は「それを解析するコンピュータ」の代わりに「それを目で眺めた印象」などではない

毎日何百回も発生する微弱な地震の１つ１つについて、その時点ではそれが単発で終わるか、その後に繋がる前震になるのか、の区別は、将来どれだけ科学が発達しても絶対に不可能

その非対称性を理解できるかどうか、がこの議論のポイント

念のため、と言うだけなら、毎日何百回も発生する微弱な地震全てを対象とすべきであり、それは24時間365日日本全国警戒態勢、という無意味な状況しかもたらさない