地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

> 熊本の地震で、活断層がだんだん東にずれてきているとニュースで言っていました。
> そのまま東にずれてきたら、南海トラフが起こるのではないかと専門家が発表しています。

要所要所で肝心のキーワードを少しずつ使い間違えておかしな要約になってしまったが、朝日新聞デジタルのこのニュースのことかな

「震源、じわじわと東に」　別の活断層に影響の可能性
2016年4月16日11時35分
https://goo.gl/CJv0Aq

震源の東への移動を指摘するのは、川崎一朗・京都大名誉教授（地震学）
南海トラフ巨大地震に影響を与える可能性を指摘するのは、地震予知連絡会会長の平原和朗・京都大教授（地震学）

> 本当に起こってしまうのか(南海トラフ)心配です。皆さんは、どう思っているのか知りたいです。

確実に言えることは、いつか必ず起きること

オレたちの世代のうちか、子や孫の世代か、それよりもっと先かもしれない
あるいは明日、いや今夜かもしれない

近代地震学は、その誕生以来、南海トラフ巨大地震を一度も経験していないから、発生時期を大雑把にすら予測する技術が存在しない（今後、何千年かけて「南海トラフ巨大地震」を何度も経験した後なら望みはあるかも）

この事実を素直に受け入れて、妙な予知デマを鵜呑みにして振り回されることなく、いつ発生しても被害を最小限にできるようにしておくしかない

具体的には、こんな資料

今やろう。災害から身を守る全てを。
「東京防災」
https://goo.gl/aTpWgq

を参考に、できる準備をしておくのもひとつの考えだろう
この資料は「「東京防災」は完全東京仕様の防災ブックです。」なんて自己紹介しているが、東京以外でも使える共通の話が大半だからそこは気にするな

> 震源地が熊本から、大分県に移っていっているのが恐ろしいですよね！！

まだなんとも言えないが、移っていって、よりむしろ、拡がっていって、というべきかもしれない
これまで微妙なバランスを保っていた九州地溝帯と呼ばれる、広域にわたる複数の断層帯の一部の歪みが解放されたせいで、最悪の場合、広域全体のバランスが崩れる懸念も想定しておく必要がある