地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

ところがこの話には続きがある

ほんの少し調べてみただけでも、
今回同様リュウグウノツカイが定置網にかかった事例は
昨年少なくともこれだけあったことがわかった

2015年12月28日、石川県七尾市庵町沖（生きて捕獲）
2015年12月7日、福井県小浜市宇久漁港沖（生きて捕獲）
2015年11月3日、富山県射水市沖の水深85メートル（捕獲時の生死は不明）
2015年7月30日、福井県美浜町日向沖（生きて捕獲）
2015年3月8日、長崎市蚊焼町沖（生きて捕獲）

拾い上げるのがめんどくさいので省略するが、
死体が浜に打ち上げられた事例はさらに増える

つまり、リュウグウノツカイの生け捕りは、頻繁にあって、決して珍しい出来事ではないのが真実だ

さらに、その後、付近を震源とする目立った地震が
発生しなかった実績があるのもご承知の通りだ

生きたまま捕まることは非常に珍しい、という誤解
非常に珍しいできごとは天変地異の前兆、という思い込み

こういった都市伝説の形成には「リュウグウノツカイ」というネーミングに潜む神秘的なイメージも一役買っているのだろうか