地震雲

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Re: カラスがいなくなった

  • NO.50725
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  • 2015年04月12日07:16
  • 編集・削除

>>50713 yumiさん

> カラスにとって「自然の脅威」とは何か?
> 大雪が降った時や強風の時、集団のカラスが騒いでいるのを自身で聞きました。本当です。

順序について確認したいのですが

・大雪が降る前にそれを予知して
・強風が吹く前にそれを予知して
・猛禽類やハンターが来る前にそれを予知して

騒いだのではなく

・大雪が降ってから
・強風が吹いてから
・猛禽類やハンターが来てから

騒いだのですよね?事後に騒ぐことについては何の不思議もありませんが、これらを事前に予知して騒ぐかどうか、が問題です。

> しかし、昔からの言い伝えは信じています。いけませんか?

その言い伝えとは、どういった内容でしょうか?

《伝承》や《言い伝え》の実態には、少なくとも【先人の経験の積み重ね】と【迷信】の2種類がありますが、その違いを区別せず同格に扱う方もいらっしゃいますので、念のために補足しておきます。

【先人の経験の積み重ね】
「夕焼けの翌日は晴れ」や「富士山に傘雲がかかると下り坂」など、天気予報に関する『先人の経験の積み重ね』を「観天望気」といいます。当時の人達には、気象学や統計学の知識はありませんでしたが、何世代にもわたって同じ現象が何十回、何百回も繰り返される中で、その関連が自然のうちに検証され、淘汰された続けた成果として、統計的傾向と言えるまで高められたものです。また「津波の水位がここまで来た」という石碑も、ただ一回の出来事とはいえ、動かぬ客観的事実です。

【迷信】
・食べてすぐ寝ると牛になる
・夏風邪はバカがひく
・痛いの痛いの飛んでいけー
・雷様にヘソを取られる

などであり、これは説明不要ですね。

さて、yumiさんが信じる「昔からの言い伝え」は、どちらのタイプだったでしょうか?

参考までに、関東大震災や阪神・淡路大震災の直前に目撃された「普段見かけない現象」の聞き取り調査をまとめた書物もありますが、ここに収録された内容は

・地震前兆を原因として発生した
・地震前兆とは関係のない原因で、たまたまそのタイミングで発生した

の両方の可能性があり、観天望気のような幾多の実績もなければ淘汰も全くされていないため、いずれか一方に絞り込める段階にない、と正しく理解しておく必要があります。また、ある個人の未検証の思いつきがネット上で「一人歩き」して都市伝説さながらに拡散し、あたかも「定説」であるかのように誤解されているような事例(例:地震雲の見分け方、など)にも、鵜呑みにしないよう気をつけておく必要があります。

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