地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

>>43185 匿名さん

> ただ議論の方向が本題からいつの間にか毎回のように外されてしまって、

問題は、本題に入る以前の、自然科学に対する基本的な姿勢について、です。

自然科学の対象には「すでに解明された部分」と「未解明の部分」の暫定的な境界線が必ず存在します。
この境界線はあくまでも暫定的なものですから、新しい発見によって解明済側に引き直されたり、未解明側に引き直されたりする柔軟さを持ち合わせています。

ただし、その境界線を引き直せすための「新しい発見」は、丁寧な作業の積み重ねによって初めて可能になるものです。

にもかかわらず、地震前兆を積極的に推進する方々に共通する特徴は、丁寧な仕事を一切ぬきに、自分の思い込みだけでこの境界線を勝手に引き直すという「ニセ科学」あるいは「天動説時代」の誤った手法を行使していることです。

「このような誤った手法から得られるものはない」「どうせやるならより正しい手法に移行すべき」という指摘を「妨害」と誤解して殻に閉じこもる道を選択し続ける限り、地震前兆が防災対策の実用の領域に到達することは決してないでしょう。

> 考え方も求めているものも違うもの同士が議論する際

「ニセ科学」や「天動説時代」の誤った手法でも使い物になるという《考え方》に固執し続ける限り、本題以前の不毛な平行線はいつまでも続くことでしょう。