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No.43070へ返信
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>>43060 温泉スキーさん
> カラスなどの動物は「磁気」の影響を受けやすいので、地震の前に異常行動をするのは広く知られているとおり。
その理屈が成り立つためには
「カラスが影響を受ける/受けない磁気の強度の境界値はほぼ解明済みである」
「地震の前には、カラスが影響を受けるよりも強い強度の磁気の変化があることが解明済みである」
といった前提が必要ですが、具体的にどのような強度なのでしょうか?
また、もしこれらが成り立つのであれば、カラスの行動といった不確定要素の大きな現象を通じて検出するよりも、磁気の変化を直接測定する方がはるかに確実なのに、それが地震予知に実用化されていないのはなぜでしょうか?
> 「雲にきこうよ」というサイトをご覧ください。太陽・月・彗星の影響を受ける地球や人間について、興味深い考察が記述されています。
このサイトを拝見してみましたが、このサイトの作者が「彗星の近日点通過」がどんな現象のことかを全く理解できていない、ということは、少しでも天文に関心のある人なら誰でもすぐに気づくことです。したがって、これは考察と呼べるレベルのものではなく、全く検証をしていない、ただの思いつきの羅列というべきでしょう。
> 新月も太陽と月の引力が重なる大潮トリガーなので注意日です。
「20世紀以降、日本を震源とする地震で、マグニチュード7.0以上、または最大震度6弱以上、または死者・行方不明者1人以上のもの」
は全部で141回ありましたが、それぞれの発生日の月相との関係をグラフにしてみました。
月相0が新月、14が満月のことですが、いずれも他の月相の時と比べて大きな地震が発生しやすい、といった事実は存在しません。「大潮トリガー」といえばもっともらしく見えるキーワードも、結局は事実に基づかない誰かの思いつきに過ぎないようです。
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