地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

これは「幻日」と呼ばれる、大気光学現象の一種
これの少し右側、同じ高さに太陽があったはずだ

このキーワードでググってみると、巻雲や巻積雲、巻層雲といった雲をなす氷晶がプリズムの役割を果たして発生する現象だということが理解できるだろう

椋平虹とは、まだ大気光学現象に対する解明が充分でなかった時代、地震前兆なのでは、という思い込みに囚われた椋平翁の妄想の産物

椋平翁の晩年には鉛筆での表書きと郵便はがきの消印を悪用したトリックを弄さざるを得ないところまで至った事実が、その正体を物語っている

同時刻、栃木県でも見ました。

> 熊本。
> 本日、夕方5時頃、南の空に
> 不思議な虹を見つけました。
> 気になり、検索したところ、
> どうも椋平虹っぽいです。

こんにちは。
地震の前兆として虹のようなものが現れる・・・これは、故 椋平廣吉（広吉）氏の考え方で、彼の名を冠して椋平虹（むくひらにじ）と呼びました。現在では、ハロやアーク等の大気光学現象であろうと考えられています。

大気光学現象は、発生原理を理解し、意識して空を見ていれば、誰でも必ず見られる現象です。幻日で 年平均50日前後（１週間に１回程度）、環水平アークで７ヶ月平均28日前後（発生する条件期間内１週間に１回程度）、22°ハロ（内暈）では、年間60日〜100日以上 目撃されています。これだけ多い現象ですと、『目撃したあとで地震が発生したので前兆である！』と勘違いするのは当然です。もし、このような大気光学現象を地震の予測に使うとなると、『毎日地震に注意！』という予測になってしまいます。

参考：『椋平は虹を見たか――地震予知に捧げた人生』
https://goo.gl/1gPzFg