地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

>>45098 隆二さん

> 満月前後に多いのは事実です。

そのようなデマをよく見かけますが、実際に「大地震の発生頻度」について
「満月前後の時」と「それ以外の時」とを比較してみると、
貼付けた図の通り、そのような事実は存在しないことがわかります。

＜大地震＞
20世紀以降、日本を震源とする地震で、マグニチュード7.0以上、または最大震度6弱以上、または死者・行方不明者1人以上、の条件に該当した全141件、とした。

＜月相＞
０＝新月
７＝上弦
１４＝満月
２１＝下弦

> 赤い月と満月と皆既月食全て重なるのは珍しいので、気になって投稿いたしました。

月食は、太陽／地球／月が一直線状に並ぶことによって発生する現象です。したがって満月のときしか発生しません。
また「赤い月」が見える仕組みは大きく２つに分かれます。

1) 皆既月食の最中。月面から地球を見上げると、「地球が太陽を完全に覆い隠した皆既日食」状態となっており、日影に入っているが、大気圏に相当する細いリング状の部分の夕焼け状の光によってうっすら照らされるために、真っ暗にはならず、ぼんやりした赤銅色に見える。

2) 月出直後、月没直前の超低空の高度にある時（朝日や夕陽が赤みを帯びるのと同じ理由）。

つまり、皆既月食の最中なら、ご指摘の３つ全てが重なるのは当然のことといえます。

ちなみに、2014年の皆既月食は、4月15日と10月8日の２回だけです。