地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

>>44391　あああさん、こんにちは。
> １８年ぶりにセミクジラが小笠原諸島で見つかったみたいです。
> 地震と関係あるんでしょうか？

１８年前（９６年）、被害地震の記録は有りませんでした。

▼朝日新聞デジタル
絶滅危惧種のセミクジラ、小笠原諸島で１８年ぶり確認
同諸島周辺では１９９０年から今年に入るまで４回の目撃報告があるが、９６年３月１３日に目撃されて以来、はっきりとした確認例は無い

　↓　との事ですが、

▼地震の年表 (日本) - Wikipedia
日本を震源とする地震で、マグニチュード7.0以上、または最大震度6弱以上、または死者・行方不明者1人以上のいずれか1つ以上に該当するもの。

　↓　確認すると、

1996年　該当地震なし。
1997年（平成9年）5月13日 鹿児島県北西部地震 - Mj 6.4（旧Mj 6.3）（Mw 6.2）、川内市で最大震度 6弱。

　↓　座礁や漂着のニュースも地震とは関係ありません。

クジラの漂着を研究している北海道大学大学院の松石 隆准教授は「基本的に、日本の沿岸に、1年間で300個体ほど、クジラが打ち上がっている。それほど珍しい現象ではない」と語った。　2012/02/24　FNN NEWS

　↓　地震とは関係ない。　→　>>42204　検証結果。

国立科学博物館の山田格さんは「地震とクジラの座礁を結びつけるデータはない」という。寄生虫の可能性もあるとみる。鴨川シーワールドの勝俣浩・副館長も地震とは関係ないという。「あるとしたら、1頭だけというのはおかしい〜

取材した阿部祐二レポーターは「3人の専門家は口をそろえて関連性は低いと言っています」

　↓　深海生物。

■ダイオウイカ
アンモニア臭が強く食用には向かないダイオウイカを海に戻さず持ち帰る理由は、
昨年から始まったブームで、話題・ネタ・見世物としての需要が高いからです。
※2013年にNHKで「世界初撮影! 深海の超巨大イカ」が放映され、16.8%の高視聴率を記録。
※2013年 ユーキャン新語・流行語大賞 候補に、“ダイオウイカ”が選出された。
※5年絶食のダイオウグソクムシの死因なども話題になった。

■リュウグウノツカイ
リュウグウノツカイ（深海魚）を天変地異と関連付ける事は専門家の論文で否定されています。

▼MSN産経ニュース
「竜宮の使い」生け捕り　秋田沖　地震の前兆ではありません
　リュウグウノツカイの漂着や捕獲は大地震の前兆という言い伝えがあるが、ＧＡＯ展示課の魚類担当、今西洋平さんは「迷信です」ときっぱり話した。

▼リュウグウノツカイ - Wikipedia
地震をはじめとする天変地異と関連付けられることもあるが、魚類学者の本間義治によれば憶測にすぎない。
「日本古来の人魚、リュウグウノツカイの生物学」、『環日本海研究』第10号2005年

１頭の場合は関係ないです。
クジラ・イルカ類の大量ストランディングは関係があるかもしれません。
（まだ未解明だけど）
でもその原因は地震前兆以外にも、潜水艦のソナーだったり、シャチの群れに追われたりだったり、色々なことがあるので、見極めるのは難しいのではないでしょうか。

>>44415　たろさん
> １頭の場合は関係ないです。
> クジラ・イルカ類の大量ストランディングは関係があるかもしれません。

「地殻が破壊される時に電磁波が出るとか、それを動物たちが察知して〜」
「3/11の前に茨城であったイルカの大量座礁も電磁波によるもの」
と主張しているのは、麻布大学獣医学部の太田光明教授。

2011年04月09日 18時42分頃　宮城県沖　M5.4　震度5弱
2011年04月07日 23時32分頃　宮城県沖　M7.4　震度6強
2011年03月31日 16時15分頃　宮城県沖　M6.0　震度5弱
2011年03月28日 07時24分頃　宮城県沖　M6.5　震度5弱
2011年03月24日 17時21分頃　岩手県沖　M6.1　震度5弱
2011年03月16日 12時52分頃　千葉県東方沖　M6.0　震度5弱
2011年03月14日 10時02分頃　茨城県沖　M6.2　震度5弱
2011年03月13日 08時25分頃　宮城県沖　M6.2　震度5弱
2011年03月12日 22時15分頃　福島県沖　M6.0　震度5弱
2011年03月11日 20時37分頃　岩手県沖　M6.4　震度5弱
2011年03月11日 17時41分頃　福島県沖　M5.8　震度5強
2011年03月11日 16時29分頃　三陸沖　M6.6　震度5強
2011年03月11日 15時15分頃　茨城県沖　M7.4　震度6弱
2011年03月11日 15時06分頃　三陸沖　M7.0　震度5弱
2011年03月11日 14時46分頃　三陸沖　M9.0　震度7
2011年03月09日 11時45分頃　三陸沖　M7.2　震度5弱

地震の前に発生する電磁波で大量座礁が起きるなら、
311直後は頻繁に報告されているはずですが、

ストランディングレコード　(2011年1月〜2011年6月受付）を確認した結果、
大量座礁と言えるのは2011/3/4の茨城県の鹿嶋市の海岸だけ（>>39930）
という圧倒的に矛盾する結論が出ています。

> １頭の場合は関係ないです。
> クジラ・イルカ類の大量ストランディングは関係があるかもしれません。
> （まだ未解明だけど）
> でもその原因は地震前兆以外にも、潜水艦のソナーだったり、シャチの群れに追われたりだったり、色々なことがあるので、見極めるのは難しいのではないでしょうか。

たろさん。一頭だけでも関係あるかもしれませんよ。
雄のクジラは群れから離れ一頭で生活するものが多いです。地震による電磁波の影響を受ける範囲に雄クジラの場合は一頭だけしかいなかった、という可能性もあります。
またセミクジラは個体数が少なく東太平洋に生息しているのは50頭にも満たないのではないかとまで言われています。セミクジラの場合は一頭だけでも十分珍事と言えるのではないでしょうか？